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【これからの見通し】きょうは米雇用統計に注目、ニュートラルに構えたいところ

【これからの見通し】きょうは米雇用統計に注目、ニュートラルに構えたいところ

 きょうは11月の米雇用統計が発表される。最も注目される非農業部門雇用者数について、市場では18.3万人増と予想している。前回10月の12.8万人増から伸びが回復する見込みになっている。GMストの影響もあって10月の製造業雇用者数は3.6万人減だったが、今回は4万人増と予想されている。失業率は3.6%と前回並みの水準が継続する見込み。平均時給は前月比+0.3%、前年比+3.0%が予想されている。予想の段階では米労働市場の底堅さが示されることになっているようだ。

 ただ、直近の関連指標は、まちまちだった。ISM製造業景気指数の雇用は悪化。一方、同非製造業の雇用は改善。ADP雇用統計は予想外の伸び半減となっていた。個人的には、米経済の大きな部分を占める非製造業データに重きを置きたいところだが、安易な思い込みは避けたいところだ。結果内容をしっかりと見極めたい。

 その他の経済指標発表は、ドイツ鉱工業生産(10月)、カナダ雇用統計(失業率、雇用者数変化)(11月)、米ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(12月)、米卸売在庫・確報値(10月)など。カナダドルは加中銀当局者が比較的強めの経済見通しを示していることで堅調な足取りを示している。きょうの雇用統計でも労働市場の強さが示されれば、カナダドル買いのトレンドにつながりそうだ。OPECプラス会合での減産動向によっては、原油相場が上昇する可能性もあり、カナダドルにとっては追い風になりそうだ。

 きょうは目立った米欧金融当局者の講演やイベント参加予定はみられない。ただ、インタビュー報道などには注意を払っておきたい。
 
MINKABU PRESS 松木秀明

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