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NTT、高分子薄膜材料のみを用いて神経細胞ファイバーが成長し機能が発現することを実証

 NTT <9432> は前週末18日、生体に優しい高分子薄膜材料のみを用いて三次元構造体を組み立て、その内部で神経細胞を長期間培養することにより、構造体に沿って神経細胞ファイバーが成長し機能が発現することを実証したと発表した。

 今回、同社が長年研究を続けてきた炭素系のナノ材料であるグラフェンに着目し、グラフェンと高分子薄膜の作成が容易なパリレンとを組み合わせた特殊な二重薄膜が基板からはがれる際に自発的に3次元構造に組み上がる現象を用いた。この現象を利用することにより、人工的なチューブの内部で海馬の神経細胞を長期間にわたって培養し、微小な神経細胞ファイバにまで成長させることに成功した。同社では、今回の成果は、細胞生物学のための新しいツールになるだけでなく、再生医療における細胞移植技術や移植先での生体組織のモニタリングなどの、新しい生体インターフェースとなり得ると期待されるとしている。

 21日の終値は、前週末比52円高の9432円。

提供:モーニングスター社

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