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〔ロンドン外為〕円、107円台後半(16日正午)

 【ロンドン時事】週明け16日午前のロンドン外国為替市場では、緊迫する中東情勢を背景に安全資産とされる円が買われ、円相場は1ドル=107円台後半に上昇した。正午現在は107円70~80銭と、前週末午後4時(108円00~10銭)比30銭の円高・ドル安。
 サウジアラビアが国営石油会社に無人機攻撃を受け、石油生産能力の約半分に匹敵する日量570万バレルの生産が中断された。週明けの国際石油市場では供給懸念から原油価格が急騰。米中の貿易摩擦激化で減速懸念が強まる世界経済に暗い影を落とした。円は海外市場でいったん107円台半ばまで買われた後、朝方のロンドンでは同80銭台で推移。午前10時ごろから同70銭台に水準を切り上げている。商いは総じて閑散。
 ラボバンクのストラテジストは「(サウジを攻撃したのが)イランなら、中東地域で本当に火花が起きる」と強調。英国産北海ブレント原油先物相場が前週末比で一時20%近く急伸したのは「小さな出来事」になってしまうと指摘した。イランは攻撃への関与を否定している。
 ユーロは軟調で、対ドル相場は1ユーロ=1.1035~1045ドル(1.1075~1085ドル)。対円では同118円95銭~119円05銭(119円70~80銭)。
 ポンドは1ポンド=1.2450~2460ドル(1.2455~2465ドル)。先週末に海外で1.25ドル近辺に上昇後、英国の欧州連合(EU)離脱をめぐるジョンソン首相とユンケル欧州委員長の会談前に利食い売りが出た。スイス・フランは1ドル=0.9910~9920フラン(0.9870~9880フラン)。(了)

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