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米中首脳会談 米議会からの圧迫強い 貿易問題で安全保障への妥協許さず=NY為替

 NY時間の後半に入ってドル円は107.30円付近と本日安値圏での推移が続いている。NY時間の朝方には買い戻しの動きも見られたものの、107.50円の水準を超えると戻り売りオーダーが並んでいる模様で上値は重い。先週末には107.75円近辺まで買い戻されていたものの108円台は回復することなく、きょうは再び下向きの展開を続けている。

 5月からの下げで200日線からの下方乖離は3%を超えてきており、ショートカバーが入りやすい水準にはあるものの、依然として投資家は下値志向を続けているようだ。

 今週は大阪G20サミットの際の米中首脳会談に注目が集まりそうだが、トランプ大統領よりも米議会からの圧迫強いようだ。米議会は大統領に対し、合意を成立させようとファーウェイに対する制限を緩和するのではなく、強硬路線を維持するよう圧力を強めている。

 シューマー民主院内総務は、「ファーウェイやZTEのような中国企業は安全保障へのリスクをもたらし、議会は米連邦機関や請負業者によるファーウェイ製機器の使用を禁じた」と述べた。また、「トランプ大統領は中国に対して安全保障は別との意向を極めて明確に示す必要がある」としている。

 マルコ・ルビオ(共和)、マーク・ワーナー(民主)両上院議員も、ライトハイザーUSTR代表とポンペオ国務長官に書簡を送付し、ファーウェイを貿易交渉の切り札に使わないよう警告している。

USD/JPY 107.32

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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