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ユーロ圏、リスク共有の行き詰まり打開が必要-ドラギECB総裁

Mario Draghi  Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg Mario Draghi Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、ユーロ圏内のリスク共有とリスク削減のトレードオフを誇張しないよう戒め、それが金融政策の伝達を阻んでいると主張した。

ドラギ総裁は22日にフランクフルトで、「銀行同盟の完成や財政政策の協調深化など重要な問題が行き詰まってすでに久しい」と発言。この背景には二分法的な固定観念があるとし、「1つ目は銀行同盟完成では、リスク削減がリスク共有に先行する必要があるという概念。2つ目は民間部門のリスク共有深化が公的部門のリスク共有強化より優先されなければならないという概念だ」と語った。

ユーロ圏は最終的にある種の共通財政と共同の預金保険制度を持つ必要があると域内の指導者は認めているものの、ポピュリズムが台頭する中で議論は進展していない。ドラギ総裁の発言は懸念の高まりを示唆したものだ。同総裁はリスク共有の要素がない場合、市場はパニックに陥りやすくなるとし、適切なバックストップが市場の期待を落ち着かせるのに寄与すると主張した。

原題:Draghi Says Euro Zone Must Overcome Impasse on Risk Sharing(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

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