FXニュース

円安の動き一服、米中貿易リスクを再認識か=ロンドン為替概況

円安の動き一服、米中貿易リスクを再認識か=ロンドン為替概況

 1日のロンドン市場は、円安の動きが一服している。序盤は円売りが先行し、ドル円、クロス円ともに高値を伸ばした。しかし、欧州株が次第に軟調となるなかで、円買い方向に転じている。ロンドン序盤の動きを帳消しにしており、上に往って来いの展開になっている。東京朝方に、トランプ政権が中国からの輸入品2000億ドル分の関税引き上げを計画していると報じられており、中国経済リスクとともにリスク回避圧力がかかる面があったようだ。このあとのNY市場ではADP雇用統計やISM製造業景況指数の発表が予定されているほか、米FOMCで金融政策および声明が発表される。今回は金利据え置きで市場のコンセンサスが一致しており、注目は声明内容に集まっている。

 ドル円は111円台後半での取引。ロンドン序盤には112円台乗せから112.15レベルまで買われ、7月20日以来の高水準となった。しかし、欧州株が軟調に推移するなかで、次第に売り戻されて111.80台まで反落。序盤の上げを帳消しにしている。

 ユーロドルは1.16台後半での取引。ロンドン朝方に1.1672レベルまで下押しされたあとは、1.1694レベルに高値を更新。その後は狭いレンジでの揉み合いになっている。ユーロ円は上に往って来い。130円台後半から131.11レベルまで買われたあとは再び130.70近辺へと反落。7月ユーロ圏製造業PMI確報値は55.1と速報値から変わらずだった。

 ポンドドルは1.31台前半での取引。ロンドン朝方に1.3096レベルと大台割れまで下押し。しかし、その後は買いが優勢となり本日高値を1.3138レベルに広げている。ポンド円は146円台後半から一時147.15レベルまで上昇。その後は146円台後半に反落しているが、東京市場よりはポンド高水準を維持している。ユーロポンドは0.89台割れへと下落しており、ポンド買いが優勢。7月の英製造業PMIは54.1と事前予想や前回値を下回ったが、ポンド売り反応はほとんどみられなかった。あすの英金融政策委員会(MPC)では利上げ観測が根強く、ポンド売りには傾きにくいムードがあるようだ。

 インド中銀は事前予想通り政策金利(レポレート)を6.25%から6.50%に引き上げた。連日最高値を更新しているセンセックス指数は小幅反落している。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

関連ニュース

銘柄情報を探す

あなたへのおすすめ

情報提供元一覧