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株式明日の戦略 ドル円との連動性が一段と強まる

ドル円との連動性が一段と強まる、あすは為替の方向を占う重要日

 24日の日経平均は反発した。序盤は米株高や円安ドル高を好感し、輸出主力株や銀行株中心に買いが先行。買い一巡後には、円安一服感が見られたことで利益確定売りから伸び悩んだ。OPEC総会やG7サミットを前に、方向感は定まらなかったものの、大引けにかけては上げ幅を拡大した。日本電産や東京エレクが後場一段高となったほか、東芝メモリを巡る思惑から東芝が大幅高。半面、5月の既存店売上高が減少したしまむらが急落したほか、光通信や明治HDなどが値下がりした。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1427/値下がり466と買いが優勢。大口受注を発表したVテクノロジーが急伸。任天堂は3%超の上昇で連日で年初来高値を更新した。ドコモとの提携を発表したじげんが急騰、SBIとの提携を発表したリネットはストップ高まで買われた。RIZAPの子会社になることを発表した堀田丸正、同社の現在の大株主であるヤマノHDに買いが殺到する中、夢展望やパスポートなどRIZAP関連の銘柄が賑わった。一方、公募、売り出しを発表した南都銀行が急落。上期の減益観測が報じられたパーク24や証券会社が投資判断を引き下げたLifullなどが弱い動きとなった。

 きのうの下落ときょうの上昇で、今の日経平均はドル円との連動が非常に強いということが強く意識された。あすは5月開催のFOMC議事録公表を受けて、為替に大きな動きが出てくる可能性があり、指数もその影響を大きく受ける展開が想定される。米国の6月の利上げ確度が高いとの見方が強まった場合、ここから6月13日~14日の6月FOMCに向けては、円安が加速するかはともかく、少なくとも円高には振れづらくなると期待でき、日本株の下支え要因となる。一方、早期利上げに慎重な見方が多く、次の利上げが6月ではなくそれ以降との見方が強まるようだと、日本株は当面の買い材料に乏しく、上値の重い地合いが続くと予想する。前者の場合、半導体や直近賑わっている有機EL関連などの選好が強まると考える。後者の場合は、外部要因の影響を受けづらい中小型株を物色する流れが継続すると予想する。

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