ここから本文です

投稿コメント一覧 (110コメント)

  • 筆頭株主がプラス株式会社に。すごいサプライズニュースが出ましたね。

  • 業務提携の提案は、昨年4月にプラス側から。第三者割当の基準金額は30年4月26日終値の303円で有利発行にならないように281円で発行。注記解消のタイミングとその後の値動き、GW前のこのタイミングでの爆弾投下。情報は拡散するでしょうけど買うことができません。エネルギーは貯まるでしょうね。誰が描いた絵か知りませんが、非常に巧妙です。感心しました。
    第三者割当増資は株数の増加による希薄化という側面があるのは事実ですが、今回のようなケースではその株が直ちに市場に流れるわけではないですから。むしろプラス株式会社が圧倒的比率で筆頭株主に躍り出た点がポジティブに評価されると思います。
    最後の難問は「どこまで上がるか?」でしょうね。

  • セーラーに決定的に欠けていたものは販売力、営業力だと思います。売上高は年々落ちる一方でした。注記がなくなっても、単なる延命措置程度の評価で明るい展望があるとは思えませんでした。株価があまり反応しなかったのもそれが原因でしょう。
    でも、赤字を垂れ流していてもなお国産万年筆の御三家と言えばパイロット、プラチナ、セーラーだったんです。技術力とブランドの知名度は定評がありました。もっともブランドとしてはライバルでも、企業規模はパイロットには全く及ばない状態になっていましたが。
    プラス株式会社は文具を販売流通させるプロフェッショナルです。有名なアスクルは今でこそ筆頭株主がヤフーですが、元々は同社の子会社で、今もヤフーに次ぐ第2位の株主です。文具を売る力、ノウハウを持ち実績もある会社です。その会社との提携はパイロットも穏やかでは居られないニュースでしょう。
    セーラーは注記銘柄時代、意味不明の異業種参入なんてことをしていた2015年に株価は80円(今なら800円)を超えましたよね。今回は注記は解消されているし、本業で大化けする可能性がある材料が出たのだから、少なくとも800円は超えてもらわないといけませんね。
    単なる業務提携でなく、痛みを共有する資本提携であるところにプラス株式会社の本気を感じます。

  • この間まで死んでた銘柄が、これだけ動いて未来を思い描けるようになっただけでも上出来だと思います。
    ご存知のようにシャーペン(鉛筆)と消しゴムはグローバルスタンダードではありません。諸外国では学校でもボールペンや万年筆でノートをとるのが当たり前という国が多いんですよね。で、そうやって育って来た人は、経済的に余裕ができるとやはりいいもの、他人とちょっと違うものが欲しくなります。だから海外の文房具マニアのコレクションには当然のように日本製の万年筆が入っています。きちんとした販路があって、工場に投資する資金があって増産可能なら需要はあるんですよね。

    一方、国内に目を向けるとどうか?万年筆なんて古くさい、とはなっていません。実のところ、万年筆も含めた文房具市場はじわりじわりと拡大を続けています。一説によるとリーマンショック辺りで会社から文房具の支給がなくなり、自費で購入し始めた人がどうせなら良いものをと買い始めたのが影響しているなんて言ってますよね。

    グローバルスタンダードが流行りですからね。学校ではボールペンや万年筆でノートを取りなさいなんて指導が広まるかもしれませんよ。そもそも筆と墨だったわけだから原点回帰でもあるわけです。
    需要がないわけじゃないのに、お金もノウハウも乏しくてチャンスを逃していたセーラー、だから今回の業務提携には期待してます。

    商売というのは信用が第一です。だから最低2年はプラスがセーラーの株を売却することはないでしょう。2年以内の売却はセーラーに対して書面報告が必要ですから。裏を返せば2年以内に株式の一部でさえ売却することはないというのがプラスとセーラーの約束なのだろうと想像します。2年の間にセーラーの株価はどうなっているんでしょうね。楽しみです。

  • 失礼かもしれませんが、この先セーラーが自力で爆発的に業績を回復するとは考えにくいですね。しかし、セーラーブランドに魅力がないかと言えば決してそうではないと思います。
    せっかく面白くなってきたのに併合前の感覚で言うなら数円の上下で放り出すのはもったいないです。そういうトレードで稼いでる方は仕方がないのかもしれませんけど。

    文具界のガリバー、コクヨとプラスがついに公然と殴り合いを始めました。水面下でバチバチとやり合っていた両者の文具戦争が広く明るみに出たのは、つい最近ぺんてる株を巡る攻防が報じられたためです。

    ぺんてるはプラスとの提携を模索していましたが、コクヨはぺんてるの普通株式37.45%を有するマーキュリアインベストメントが運用するファンドに101億円(セーラーの時価総額の3倍以上です)を出資するという力業で資本参加を試みました。
    ぺんてるにとっては寝耳に水だったそうですから敵対的買収と言ってよい行為だと思います。現にぺんてるの現経営陣はコクヨとの話し合いを拒否しているそうです。しかし、コクヨにとってはそんなことは問題ではないのかもしれません。札束で顔を殴ってでも残り13%強の株式を集め、ぺんてるの現経営陣を解任すればいいわけですから。

    文具界の覇権を巡り、まさに食うか食われるかの戦争が始まっています。プラスのセーラー万年筆の持株比率はいくらでしたっけ?
    14.36%で筆頭株主ですか。6億円弱の出資は安かったかもしれませんね。でも、コクヨはもっと出すかもしれませんよ(笑)。

  • サプライズと言っていいような1Q決算ですが、PTSはネガティブに反応してますね(笑)
    「37%減益」みたいな文字を追ってしまうのかな?
    正直、会社予想の今期の黒転には懐疑的でしたが、今回は大丈夫そうです。
    何と言っても売上げが伸びてるのがいいですね。
    通期の黒転、上方修正に期待します。

  • PTSは打診買いみたいなものだと思います。
    セーラーは射出成型機関連銘柄なので。

    =射出成形機の受注うなぎ上り―4月は前年比2.1倍、関連株追い風

    2021/05/20 16:46

     プラスチック素材を成形する射出成形機の需要が増加基調を強めている。コロナ後の世界的な設備投資の回復を背景に、メーカーの収益の土台となる受注が伸長。関連銘柄の買い手掛かりになりそうだ。

  • >>No. 10786

    そうなんですよね。

    1Q決算を見た人は気になったと思うんですけど、ロボット事業の売上げが異常に伸びてきてるんですよね。
    売上げは昨年同期比30%以上、利益は60%以上伸びてました。
    このことから需要が高まって売り手市場になりつつあるのかなと想像しています。この流れが4月以降も続いていることが証明されたわけですから今後の決算が楽しみです。

    プラスチック加工は医療関係に限定されずアフターコロナのテーマになりそうな部門だと思います。
    半期決算辺りで誰の目にも明らかになるほどセーラーの業績向上は鮮明となるのではないでしょうか。

  • 打診買いが続きますね。

    セーラーの決算は文具の赤字をロボット事業の利益で埋める感じです。
    正直、爆発的に業績が伸びるシーンは想像できませんでした。プラスの子会社化するまでは。
    総合文具界のガリバーであるコクヨに挑むプラスは決死の覚悟ですから、セーラーも否応なくそれに巻き込まれてますよね。
    銀座の一等地へのショップのオープン、新工場の着工、本社本店の移転など一気に動いている気がします。

    文具事業で効果が出るのは時間がかかると思いますが、営業をプラスと統合したのは大きいと思います。プラスはアスクルの産みの親なので販路とノウハウが十分にありますから。

    それでも業績が伸びるのにはある程度時間が必要だろうと考えていましたが、コロナの影響で想像以上にロボット事業の業績が好調です。
    今までになく確信があるのは、中間決算はかなりインパクトのあるものになるだろうということです。

    株にはストーリーが必要だと思っています。コクヨとの仁義なき抗争に挑むプラス傘下のセーラーは死に物狂いになるしかない、コロナの逆風を追い風に変えて、創業110周年の今年、セーラーは躍進するでしょう。

    そう言えば、本店の移転地の広島県呉市は映画「仁義なき戦い」の舞台でもありますよね。

  • じれったい展開が続きますね。
    しかし、心配は無用です。いい会社は必ず評価されますから。

    いい会社って何だろうって思いますか?
    いい会社というのは、いい商品を作る会社です。そして業績のよい会社です。
    いくらいい商品を作っても売れなきゃダメです。

    先日、2020年の射出成形機の世界市場規模は115.1億ドルで、2027年には169.7億ドルに達するというレポートが発表されました。
    コロナの注射器がどうとかいう話じゃないですよ。自動車、包装、消費財、世界的に見ればプラスチック部品の需要は高まる一方なんです。

    セーラーのロボットは優秀な射出成形品取出機です。この部門で日本を代表する会社はユーシン精機、スター精機、ハーモ、そしてセーラー万年筆です。中でもユーシン精機は世界シェア3割で首位ですよ。
    つまり、この部門で日本を代表する会社であるということは世界市場で戦える会社であるということです。

    セーラーは万年筆にしろロボットにしろ技術力は常に評価されてきました。ただ売り方が下手だったんですね。
    ところが、ここでプラス株式会社の登場です。セーラーを傘下に収めたプラスはあの東証一部企業アスクルの産みの親です。今でも主要株主ですよ。今のアスクルの筆頭株主はZホールディングス、つまりソフトバンクグループですがね。
    プラスはモノを運び売るということに関してはプロ中のプロなんです。

    加えてぺんてるです。コクヨとプラスはぺんてるを巡って激しい攻防を繰り広げましたよね?
    その結果、取得した株数こそコクヨが多いもののぺんてるはプラスとの協業という道を選択しました。
    なぜコクヨがぺんてるを欲しがったか知ってますか?
    ぺんてるは海外、欧米に強い販路を持ってるんです。そして、ぺんてるもまた産業用ロボットメーカーでもあるんですよ。昨年7月にセーラーとロボット事業の業務提携に関して基本合意しました。

    最後に質問です。

    セーラーはプラス傘下に入って何も変わってないでしょうか?
    答えはノーです。
    何も変わってないと思うのは変化の兆しを見ようとしないからです。
    1Q決算をきちんと見ましたか?
    文具事業はコロナ禍の中、昨年同期より売上高が改善しました。損失が大きくなったのは産みの苦しみですよ。新工場建設のための費用など、階段を上がるための必要な経費です。
    ロボット事業は爆発的に伸びています。売上高は文具事業を食う勢いです。
    1Qは結果的にロボット事業の利益が見えにくくなってあまり評価されませんでした。

    文具とロボット、選択と集中、長年培った技術にプラスという船を得てセーラー万年筆は出航しました。
    仕手はもう必要ないです。

    もう一度書いておきますね。

    いい会社は必ず評価されます。

  • 長文で不評ですけど、株価も動かないし書き込みも少ないから枯れ木も山の賑わいということで(笑)

    セーラーは昨年コーラス株式会社に営業活動を委託しましたよね。プラスの関係会社に委託したんだな~程度に認識している方も多いと思いますが、これもそう簡単な話ではないんですね。

    コーラスはもともとプラスとあのぺんてるが50%ずつ出資して立ち上げる予定の会社でした。2018年頃の話です。
    ところがこの話は文具卸問屋業界の猛反発をくらって頓挫することになります。プラスは言わば旧来の文具業界の破壊者ですから文具卸問屋の受けが悪かったようですね。

    なぜプラスは旧来の文具業界の破壊者になったのかと言うと、これはコクヨへの対抗心からだろうと想像します。
    コクヨは町の文房具屋さんや文具卸問屋さんとの関係を大事にする会社で、そうやって文具業界のガリバーに上り詰めた経緯があります。
    一方、プラスはずっとコクヨの背中を追ってきた会社なんですね。最近になって抗争がクローズアップされてますが、ずっと以前からプラスはコクヨに挑みはね返されてきたんです。

    そのコクヨとプラスの関係に大きな変化が訪れます。そのきっかけはプラスが生み出したアスクルでした。
    発注を受け配達する。旧来の問屋も文房具店も介在しないそのシンプルなシステムを当初コクヨは歯牙にもかけていなかったと思います。
    ところが、あれよあれよとアスクルは成長し売上高でコクヨを凌ぐ存在に成長します。
    文具界の絶対王者コクヨはもう安穏としていられる立場でないことを思い知らされる形になってしまったのです。

    一方でプラスの立ち位置も微妙なものになってきます。プラスは旧来の卸問屋・文具店というシステムを破壊するという手法でコクヨに一矢報いたわけですが、同時に文具卸問屋や町の文具店からは反発を受ける存在になってしまったのです。

    コーラス株式会社は複数の文具メーカーの営業を一元化し無駄をなくすというものです。当然文具卸問屋からすれば実入りが少なくなる、またプラスかということで猛反発を受けたのでしょう。
    ところがコーラス構想は不死鳥のごとく甦ります。ただし、構成メンバーはプラス、日本ノート、オキナ、そしてセーラー万年筆に変わりました。プラスと協業しながら筆頭株主はコクヨという呉越同舟状態のぺんてるは参加しませんでした。

    こう考えるとセーラー万年筆もプラスの傘下に入るというのは苦渋の決断だったと思うのです。今までお世話になった文具卸問屋や町の文具屋さんのことを考えずにはいられなかったのではないでしょうか。

    プラスが何もしなくとも文具卸問屋や町の文具屋さんは衰退したでしょう。プラスがその時を早めた可能性は否定できませんが。
    プラスは文具業界の破壊者でありイノベーターでもあります。コクヨを超え文具業界の覇権を握るという不退転の決意を感じます。
    セーラーもプラスという劇薬を口にした以上変わらざるを得ないのです。今はよくわからないと思うかもしれませんが変化は確実に起こっているのです。

  • 長文がどうにも不評で申し訳ないです。
    しかし、閑散としている内はまあ許してもらえるでしょう。
    今は個人しか参加してないですから、ちょっとしたことで数円くらいは上下しますね。
    動くにはまだ早いと思いますけど、来月末に向けてどこで動くかわからないですから、少しでも安くほしいが持たざるリスクも避けたいというところなんでしょうね。
    190円前後で仕込んでおきたい人もそこそこいると思います。

    セーラーは本社は東京に残してますが、本店は創業地の広島に戻しましたね。
    広島に新しくお店を作ったわけじゃないですよ。
    本店の所在地は広島の天応工場ですから。
    いろいろ事情があるんでしょうけど、広島県の人は地元愛が強いですからね。
    広島カープのファンを見ればわかりますよね。タイガースファンに負けてないですね。
    セーラーもこれからは創業地に工場があるだけじゃないですね。
    本店も広島ですから。

    どうでもいい話をしますね。
    先月、広島のど真ん中にひろぎんホールディングスの新本社ビルが開業したんです。
    ひろぎんホールディングスって知ってますか?
    泣く子も黙る中国地方ナンバーワンの広島銀行を中核とするひろぎんグループを統括する金融持ち株会社で、東証一部企業でもあるんですよ。
    その本社ビルは一階はカフェがあったり、洒落たショップがあったりするんですね。
    ショップでは銀行をテーマにしたオリジナルグッズも売ってますよ。
    私のお勧めはオリジhナルのBANCART(バンカート)のロゴをあしらったボールペンですね。
    セーラー万年筆製ですから品質は確かですよ。

    ひろぎんホールディングスの新本社オープンと同時に作られたオリジナルショップの商品にセーラーのボールペンですよ。
    他の商品も地元の優良企業から選定してコラボしてるみたいですね。
    ボールペンは安いですから、業績にはたいした影響はないと思いますか?
    その通りたいした影響はないでしょうね。
    でも融資とかどうなんでしょうね?
    地元に本店があって長い伝統があるものづくりの会社、いろいろ応援したくなるかもしれませんね。
    広島の人は地元愛が強いですからね。

  • セーラーはプラスの子会社で、経営もプラスが主導しているはずです。
    その意思決定は素早く、洗練されており、したたかです。

    何よりもう経営の目線が全然違います。以前のセーラーは生きながらえることが目的としか思えませんでした。
    でも今のセーラーの目的はプラスと同じです。すなわち、コクヨを超えて国内ナンバーワンの総合文具商社になることです。

    ただ黒字にしたいだけなら、1Q決算の数字はもっとよいものにできたと思います。
    しかし、もう小手先のごまかしやお化粧したような数字には興味がないのでしょう。

    本店を広島に、本社はプラスと同じビルに、営業を新会社に委託し、銀座にアンコーラをオープンしてぺんてるとの業務提携を、口で言うのは簡単ですがこれらを短期間に同時進行で行うのは至難の技だと思います。

    アスクルという一流企業を生み出し、M&Aを重ねて成長してきたプラスのノウハウと底力はすごいですね。

  • 『プロフィットジュニア+10 minamo』『10×3 minamo』が7月10日(土)より数量限定発売とリリースされましたね。

    パイロットのkakunoのポジションを狙い撃つ感じでしょうか。

    最近のセーラーは見せ方がうまいと言うか、お洒落なんですよね。
    うまく購買意欲を高めている感じです。

    株価はだらだら下げてますけど、そろそろ欲しくなる人も多いのかなと思います。

    株価だけじゃなく、商品も見て欲しいですね。
    いいですよ、最近のセーラーは。

  • ずるずる下げてますね。
    しかし、心配は無用です。
    もはやセーラーはつぶれるかどうかという会社じゃないですから。
    上がり続けることもないし、下がり続けることもないですね。
    チャート的にもこの辺りまでの下げは想定できるレベルですし、99円を底に上昇基調に転換した流れを変えるようなものでもないです。

    中間決算はロボット事業は順調だと思います。かなりのプラスではないでしょうか。

    ただ文具は読みづらいですね。
    SNSを見る限りでは評判はいいしイメージ戦略もうまく進んでいるように感じますが、短期的にそれと売上げが直結しているのか、いろいろ改革を進めている過程でそこにどれだけお金がかかっているのかちょっと不透明です。
    コロナの自粛の影響も無視できないです。

    それでも、トータルで見た時に中間決算はよいのではないかというのが私の結論です。

    頭と尻尾はくれてやれでいいんじゃないですかね(笑)

  • 万年筆に未来はあるのか?

    それはすなわちセーラーに未来はあるのかという問いかけでもあります。
    私もプラスの子会社となる前はその未来を思い描くことができませんでした。
    私にとっては往年の仕手株で時折文具メーカーという本筋とは関係ない材料で吹き上げる株という印象でした。

    世界的な筆記具の市場は今なお年平均成長率5%で拡大を続けていると言われています。
    世界的に見るとあの優良企業のパイロットでさえシェア7%でトップ企業の半分程度のシェアです。
    それでもパイロットはコロナ前の年間売上げは1000億円超を誇っていました。万年筆というカテゴリーではよくセーラーと比較対象されるパイロットですが、業績では完全にセーラーに差をつけていました。

    では世界的な視点で見てセーラーに可能性はないのかというとそうでもなくて、アメリカで発行されている高級筆記具の雑誌「PenWorld」の読者投票でセーラーは「最も書き心地の良い万年筆」として2018~2019年の2年連続で選出されました。
    セーラー独自の21金ペン先が世界レベルで高く評価されている証左だと思います。

    一般的に21金のペン先の柔らかな書き心地は、万年筆の熟練者が好むと言われ高級万年筆に使用されます。
    セーラーには世界レベルの高い技術力があるにもかかわらずそれを生かすことができなかったのは、会社の体力(資金)のなさや営業力の弱さといった問題があったからだと私は思います。
    右肩下がりの文具事業をロボット事業がかろうじて支えているのが以前のセーラーでした。

    しかし、ここに来てセーラーは変わりました。
    何が一番変わったかと言えば目的です。セーラーを傘下に収めたプラスが求めているのは国内ナンバーワンの総合文具グループの立場です。そのためにはコクヨという高い壁を乗り越えなければなりません。
    セーラーにも立ち止まることを決して許さないでしょう。
    私の思い描く未来予想図では、セーラーは業績においてもパイロットを脅かす存在になる予定です。

    年内500円、年内1000円みたいな仕手的な期待をしている人はセーラーではなく他の銘柄を探した方がいいと思います。
    私は250~300円程度を想定しています。
    数年以内というスパンなら500円、1000円も夢物語ではなく現実的な数字としてあり得るし、そうなってもらわなくては困るという思いもありますが。

    成熟市場と言われた国内の文房具市場が拡大傾向になり、セーラーとプラスが銀座にオープンしたアンコーラに熱い視線を注ぐ文具女子が多数います。
    世界に目を向ければセーラーが食い荒らすことができる大きな市場が広がっています。
    コロナで停滞した市場は沈静化と共に一気に動き出すでしょう。

    再出航したセーラーがどこにたどり着くのか楽しみです。

  • 少し動いてきましたね。
    プロフィットジュニア+10minamoが欲しくなって探したのですが売ってないですね。
    車で1時間ほどの大型文具店でようやく在庫確認できたのですが、希望のデザインは売り切れでした。
    入荷してもすぐなくなるそうです。
    数量限定品だから仕方ないですかね。
    通販でようやく見つけましたが入荷待ちで2週間はかかるみたいです。
    入荷しなくてキャンセルされると辛いです。
    この商品は大人気ですね。
    以前も書きましたが、私は中間決算はいいと予想しています。
    16,000株程度の弱小株主ですが答え合わせを楽しみにしています。

  • そろそろ190円台を回復してもいい頃合いです。
    今週末と来週頭が山場ですから。
    正直ここで上げないとどこで上げるんだってくらい期待してます。
    オリンピックはメダルラッシュ、セーラーは爆騰といきたいですね。

  • 感度の高い個人は買ってますね。
    四季報とか読むと躊躇するかもしれませんが、あれは保守的で古い情報です。
    私はセーラーを見続けてるセーラーウォッチャーですが今が千載一遇のチャンスだと思っています。
    いまやセーラーは潰れるか潰れないかという会社ではなく、国内ナンバーワン文具商社を目指す一員であることを忘れないでもらいたいですね。

  • 中間決算は予想したとおり順調でした。答え合わせができてほっとしています。
    しかし、これがどの程度すごいことなのかというとよくわからないという方もいると思います。

    わかりやすく本業の利益を示す営業利益の推移を見てみましょう。
    今回も会社側は2021年12月期の営業利益予想を従来どおりに据え置きました。かなり慎重な姿勢です。
    私は中間決算を見る限り、最終的には上振れすると推測しています。

    しかしながら、会社が据え置いた予想を達成しただけでも、少なくともこの15年は見たことがないレベルの好業績なんですね。
    そしてこの予想がほぼ確実に達成される(私は更に上振れすると考えていますが)であろうことを証明したのが今回の中間決算でした。

    いまやセーラーはプラス株式会社の子会社ですから上場廃止リスクはないと言っていいでしょう。
    プラスはコクヨとの仁義なき文具戦争の真っ最中ですからセーラーを手離すことはあり得ません。
    それどころかセーラーブランドをどんどん前面に出す戦略を押し進めるでしょう。

    30日の朝に数千万買ったような大口さんが今後どうするか楽しみですね。

本文はここまでです このページの先頭へ