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投稿コメント一覧 (7コメント)

  •  8月の決算発表で経営陣が強調していた「商品力強化」、販売戦略とも緊密にリンクしながら既に確実に結果を出しているのが凄いなと思います。

     まずは衣料品。まだコーディネート提案に課題があるものの、昨年、一昨年に比べ素材の上質感も数段アップし、季節の変わり目に確実にワードローブに組み込みたいベーシックアイテムが増えました。特に若い層というより、普通でいいのでなるべく上質な衣類を身に纏いたい、という中高年層へアピールできるラインナップに感じられ、プロパー購入率が上がっていることも素晴らしい。無印はこれまで出店して来なかった地域への出店を加速させていますが、そうした店舗で「こういうのを待っていた」と感じる地方の中高年層は多いと思います。

     そしてスキンケア商品。ラインナップの拡充や質感の向上が目覚ましいですが、これは確実にローソンでの展開を見据え優先順位を上げて開発に注力した結果と考えます。スキンケア商品は継続購入率が非常に高いので、コンビニでいつでもどこでも買える、というのは超強力な販売戦略となります。
     
    それ以外の分野も、これから強力に商品力強化を推進して行かれることでしょう。堂前社長はユニクロでフリースの爆発的な販売も経験しているので、販売網がある程度整った後にメガヒット商材の投入を考えているのでは。なにより日本で「商品力」で火がつくと、中国、東南アジア、その先のインドでも大きなヒットになることはマーケティングの歴史が証明しています。その時の売上や利益規模を想像すると、2000円台の株価はかなり割安と言えそうです。
     
    2030年を見据えた「第二創業」。まだまだ始まったばかりです。

  • 通期の売上が確定したタイミングでの昨晩の個人投資家向け説明会を見て、その言葉の端々に滲む自信から23年8月期の好決算を確信しました。というか自信がなかったらこのタイミングでやらないでしょう。どこを切っても売る理由が見つからない。

  • 本当ですね。写真だけ見てたらマーガレットハウエルの新作と言われても遜色のない出来。この素材感とシルエットでこの価格帯は脅威でしょうね。WEB広告やSNSで質の良いコーディネートが発信されれば言うことなしですね。

  • いまだに無印の服をダサいと言う人が絶えませんが、N.HOOLYWOODやthというブランドを知った上で仰っているのでしょうか。

    MUJI Laboが尾花大輔や堀内太郎を起用していた、ということは、ファッションの文脈上も大変意義深い事。

    前シーズンまでは実験性がかなり高かったので売れなかったけど、今シーズンからは素晴らしい方向転換をしていますね。ワンシーズンでここまで変えるのは実際めちゃくちゃ難しいです。

    今日は自由が丘店のショウケースを見てきましたが、ミドルマスのA.P.C.やマーガレットハウエルか好きな層に刺さるコーディネート。ハイゲージウールの素材感も◎。

  • 既存店売上の減は、新店オープンのカニバリもあるとは思いますが、ローソン出店が主な要因と考えるのが妥当ではないでしょうか。ローソンの数字は非公開ですが、想定以上の売上にはなっているとの報道もありました。
    昨年11月のオンラインはおうち需要で好調だった事を考えると、ローソン抜きでこの月次は悪く無い、というのが順当な見立てかな、と思います。

  • 「あったか綿」の完成度がものすごく高いです。

    綿には元々吸湿発熱の機能があるのですが、ヒートテック等の特殊加工をした化学繊維にはやはり遠く及ばなかった。それを改善する今回の綿繊維への加工技術は、体感的にかなりの温かさを感じます。綿はそもそも、どの国の人も大好きな素材。コットン信者は世界中にいます。それがここまで温かいのは、繊維業界に長く身を置いたものとしては結構な衝撃です。これは一度着たら後戻りできないレベルでは。

    10月も寒かったので月次も期待できると思いますが、今後さらに寒くなって、社内で強化されたマーケの威力が上手く噛み合えば、爆発するかもしれません。


  • 良品計画株ホールド歴5年弱の、デザイン業界に従事する者です。以前の投稿で、無印のアパレルが「おしゃれ」ではないとの書き込みがありましたので初めて投稿致します。
    投稿された方は、どのようなブランドを「おしゃれ」と考えておられますでしょうか。そしてそれにもし回答頂けたとしても、恐らくそのブランドの服と無印の服は、そもそもの戦略が全く異なります。
    私はファッション関係の仕事にも数多く関わっていますが、無印の様にミニマルかつベーシックで素材にこだわった服をあの価格帯で継続して販売し続けるのは容易ではありません。ファッションは、流行りのものを大量に安く作るのが一番儲かるのです。
    ハイブランドでもクリエイターブランドでも、ましてやファストファッションでもない無印の服作りは、サステイナブルやSDGsという言葉が出来る遥か前から存在する根強い哲学、「これでいい」という強烈な理念に貫かれたもの。ここに集う中長期ホルダーの皆さんの多くはその理念に共感して株主になっていると思います。

    https://www.muji.net/message/future.html

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