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投稿コメント一覧 (6410コメント)

  • なぜ美しいものには毒があり、値段も高いのだろう。

    長らく美を探求してきたが、改めてそう思う。

    素朴でも、ありのままの美が美しいとは言うが、こと色を語ると、ヒューとかチントとか、モドキやニセの色より、元素レベルでの発色性。

    色の乗り方が違う。
    単独での鮮やかな元素。

    オーラとは、放射線なのだろう。毒がある。

  • ダイソーの質の高さは驚かされるが、それでも、いい絵の具は高い。

    いい絵の具セットを揃えると、高い。
    それに、毒性も高い。カドミウム、コバルト、鉛白。

    高くて毒でみその色を使ってしまう。
    理由は発色がいい。

    美を探求するものは、結局、妥協できない。
    高くても、毒でも、寒くても、暑くても、美を最優先する。

    健康よりも、美だ。

  • 油彩の油、特に揮発性油と乾燥促進剤のシッカチーフは猛暑時期には引火の恐れがある。
    このため、インプリマトゥーラから先は、テレピンを減らしていく。
    シッカチーフは使わない。使ったとしても、アルキド樹脂。

    油は、下水に流さない。
    紙で吹きとり、ふき取った紙は、金属製のフタつきのゴミ箱に入れる。
    フタは足で開き、閉じる時はゆっくり閉じるタイプのゴミ箱。

    ゴミ箱の中には、あらかじめ水を適量ひいておく。

  • 油彩を描きはじめた。
    アクリルの下絵の上に、インプリマトゥーラのための有色油をひく。

    スタンドオイルにテレピン、カドミウム系顔料。

    テレピンの石油くささと懐かしい油の匂いが、北西向きアトリエに充満する。

    換気のために窓を開け、換気に優れるカーテン研究所製ガーゼ系レースのカーテン。

    夜は、外から覗きこめば、アトリエの内部がわかるが、やむおえない。

    テレピン臭が、網戸から抜け、100m先のエレベータまで漂う。

  • カドミウムとは何か?

    絵の具の顔料にも利用される。
    カドミウムグリーン、カドミウムイエロー、カドミウムオレンジ、カドミウムレッド。

    なお、青や紫で、カドミウム系はない。これらは、コバルト系となる。

    カドミウムは亜鉛族の元素。

    その毒性については、骨が極めて脆弱化する富山のイタイイタイ病で大きな社会問題となった。

    さらに、慢性毒性では、肺気腫、腎障害、蛋白尿が見られる。

  • なぜ、黒田清輝は影を紫で描いたか?
    亜麻仁油、リンシードオイルはポピーオイルに比べ堅牢だが、黄ばむ。
    この黄ばんだ色が、ヤニっぽく、毛嫌いする画家もいた。

    黄色の補色は何色かというと、紫色。
    色彩感覚は、生まれつきのもので、習わなくても出てくる。

    影を補色で描くということなのだろう。
    リンシードオイルに対するアンチテーゼだ。

    私は、最も油絵らしいオイルとして、リンシードオイル。
    正確には、これを高温加熱したスタンドオイルを多用する。

  • 日本では、昭和の時代からオールドマスターよりも印象派が人気だ。

    鮭で有名な高橋由一や、浅井忠、靴屋の親父で知られる原田直次郎といった画家は、ヤニ派と中傷され、紫派がもてはやされた。

    影を茶色で描くか、紫で描くかの違い。

    私は、補色で描いている。

  • オールドマスターとは何か?
    18世紀以前に活躍していた欧州の優れた画家。

    十分な修練を積んだギルドの親方。
    単なる感性ではなくって、色彩理論、遠近法、美術解剖学から、絵の具の扱い方、美術史に至るまで造詣が深く、信頼性が高い。

    レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロ、カラヴァッジオ、ルーベンス、ベラスケス、レンブラント、フェルメール、ゴヤまで。

    ドラクロワは入らない。

    ほとんど売ってないが、稀に買える絵で一番高い絵が、ルーベンス。

    ベルギーのアントワープの聖母大聖堂に飾られているが、高額な観覧料を払う必要があり、ネロのような少年やパトラッシュにはかなわぬ夢となっている。

  • 初期段階で利用するのは、ダイソーの画材。
    筆や絵の具、ひととおり揃っている。
    絵の具は、アクリル、油絵具まで揃っている。
    筆は、ナイロン、馬毛、豚毛、山羊、混合。
    毛が抜けるかどうか?最初にまな板たわしでブラッシングすれば問題ない。
    拘る筆は、細密用筆を別途アマゾンでゲッツ。
    次第に、リキテックス、ホルベイン、クサカベ、マツダスーパー、ターレンス、ウインザー&ニュートン、名村、世界堂などから選んでいく。

  • 今は板絵でやっているが、やはり荒い目のキャンバスだと思う。
    そうでなければ、石だが、重い。
    目が粗いキャンバスなら、ヒビ割れの被害が1マスでとどまる。
    板は反ったり割れたりするので、布を重ねても対応できない場合がある。
    キャンバスを張る時期というのもある。湿度。
    季節によって、たるんでくる。

  • ようやく、下絵ができた。
    インプリマトゥーラの前段階の下絵をアクリルで描く。
    アクリルで描く理由は、乾きが早いため。
    フォルムと影と色とコントラストがほぼ決まる。
    ブラックジェッソの上に描いていくが、黒はほとんど残らない。
    影の表現は補色で対応し、最も暗い線は黒になる。

    この後、油を塗って、吸収を止める。
    その後、油絵で混色した色を置いていくが、生渇きの加筆を繰り返すとヒビ割れの原因になるので注意が必要だ。
    ドラクロワなどの失敗作から学ぶ。

    模範的なのは、ルーベンスだろう。フランダースの犬にも出てくる。

    ホルベインの無臭ぺトロールにマツダのスタンドオイルの割合を加減しながら、4層構造。
    4層の構造の各段階で、100回以上は塗り重ねる。

    これで商売はできない。割に合わない。公募展や賞レース用。

  • 昔から、画家っていうのは、ぶっとんだ人が多い。
    ADHD系の天才肌というやつだ。

    障害なのだろうけど、知能のバランスがとれていない人、最低線が標準以上でも、ある能力が突出しすぎると、そう診断される。

    私も、子供の頃から似たような傾向があり、知能が高く、空間認識能力が特に高かった。

    母親が心配して、脳波の検査に行かされたこともある。
    結果は異常なし。

    最近も脳神経外科で人間ドッグしたが、異常なしだった。

  • 日本の美術界はどうみても、印象派の影響が大きい。
    昭和世代の美術館というのがそうなのだと思う。
    美術館の所蔵絵画も印象派に偏っている。

    格が高いの、伝統的なものが格が高い。古ければ古いほど有り難い。
    日本においては、西洋画よりも日本画。狩野派。

    1科と2科があって、西洋画は2科なので、日本においては格下。

    西洋画の中でも格式があり、ヤニ派と新派。

    新しければいいってものじゃない。

  • お台場初の国際芸術祭「東京お台場トリエンナーレ 2025」が開催決定。
    アートは流行りだ。

  • 農林中金って、世界最強じゃなかったの?
    ちょっとこの前まで、最強とか2位とか言われていたが、メッキが剥がれるのも早いものだ。

  • 写真からトレースした絵は、透視図法的に難がある。
    なぜなら、一眼カメラだから。
    2眼で見る映像は写真とは違うはずだ。
    緑内障、白内障、網膜剥離、近視、乱視で見る映像は違う。

    絵画性とは、ぼやけた眼で見て、脳で補うことで生じる。
    写実、具象、一部抽象である。

    主に右脳で処理されるが、これを言葉にしてアピールする際には左脳を駆使する必要がある。

    芸術のマーケティング、セールスポイントを整理しておかないといけない。

    経済性から独立した立位置では、そのあたりは楽になる。

    500年後に劣化しない絵を描く技術が重要。

  • 数十年ぶりに絵を再開した。
    リビングではじめたが、猫が地塗りの板絵に乗っかり足跡をつけ、洗うのに大騒ぎになってNG。
    廊下に移動、その後、北西の部屋に移動した。
    片付ければ、立派なアトリエになる。アトリエは北向きが適しているようだ。
    保管は南東。

    40号、60型ディスプレイで作った下絵を、ミシンカッター、パステル粉で転写し、アクリル画で下絵。
    ダイソーとリキテックス。

    その後、2点透視図法で赤入れして、修正。

    次に油絵に入る。マツダスーパー絵具。スタンドオイル。リンシード、ポピー。
    クサカベのテレピン。ホルベインの無臭ぺトロール。アルキド樹脂を利用。

    基本は亜麻仁油を加熱したスタンドオイルを利用。

    プリミティブな技法は、ラングレ先生から教わったもの。
    古臭い技法は、昔は、否定されたものだが、最近、流行っている。

    今世紀の千葉のホキ美術館とかが火付けだろう。

    ただ写実を追い過ぎることなく、そこに絵画性が求めること肝要。
    東洋の線と影。バロック以前の西洋の光と影。ミケランジェロのフォルム。
    ファンアイクのプリミティブ技法。

  • レモンサワーは、炭酸水が必要と思っていたが、水道水で十分。
    宝焼酎25度徳用サイズに氷、水道水。
    一番重要なのはカットレモン。

  • この1週間で30万円くらい消費した。
    革製品と画材。

  • カードの次は、マイクロチップだろう。
    日本国籍の赤ちゃんは、生後、マイクロチップを体内に埋める。
    GPSと、戸籍情報、医療管理情報、金融口座、納税情報を記録。

    消費税っていうのはよくできている。
    何億稼ごうが使わないのは、稼いでいないのと同じ。
    消費時に課税する。
    消費しないまま亡くなったら、相続税でごっそり。

    消費税が実質的に公平。

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