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投稿コメント一覧 (10コメント)

  • >>No. 977

    ニコンの決算質疑応答と、日本半導体製造装置協会のFPD市場予想を確認しました。

    第10.5世代需要減の要因として、以下の3つが挙げられます。
    ・2022年度まで第10.5世代への投資が盛ん
    ・2023年度はFPD製造装置への投資が最低水準
    ・現在はOLED・中小型パネル向けの第6・8世代への投資が主流

    ニコンもキヤノンも第8世代の新型FPD製造装置をリリースしていたので、当面はこちらが販売の主流になるでしょう。ニコンとしては、第10.5世代への投資が再来年以降に戻ると予想しているのだと思います。

  • プレスリリース
    『米国の映像機器メーカーRED.com, LLCを子会社化』
    Y.M.Cinemaの情報だと、RED社のシネマカメラはNetflix撮影で圧倒的なシェアを持っているようです。
    デジタルシネマカメラ市場も2030年まで年率6%成長が見込まれているようなので、映像事業は更に大きくなりそうです。

  • 有人月面着陸ミッションArtemis IIIで、ニコンZ9が採用されます。
    NASAとNikon(USA)がプレスリリースを出しています。日本でも発表になりそうですね。

    NASA『NASA Signs Agreement with Nikon to Develop Lunar Artemis Camera』

    Nikon inc.『MIRRORLESS GOES TO THE MOON: NIKON ENTERS INTO SPACE ACT AGREEMENT WITH NASA FOR ARTEMIS MISSION SUPPORT WITH THE NIKON Z 9 CAMERA』

  • IR Day 2023の資料が公開されています。
    初出の情報で特に気になったのは下記です。

    アドバンストマニュファクチャリング事業
    中計期間で金属AM装置で業界No.1目標

    ヘルスケア事業
    中計目標見直し中
    ※実績値と資料内容から、おそらく上方修正

  • 9/28 IR Day開催予定(決算説明会動画より)
    ヘルスケア事業とアドバンストマニュファクチャリング事業、
    サステナビリティ戦略、コーポレートガバナンスについて説明予定

    昨年、株価を上昇させる要因となったIR Dayが今年も開催されます。
    今年も良い評価が貰えるといいですね。

  • クアルコムとニコンがパートナーシップを締結(情報: dpreview)

    2023年から複数年契約で、SnapdragonチップセットにニコンZマウントカメラの画像処理パイプラインを導入する。

    詳細はこれから発表になるようですが、IR Dayの資料にもあった「ライセンスビジネス」の一つでしょうか。
    ついにニコンもスマートフォンに参入です。それも、スマホメーカーとの契約ではなく、SoCメーカーとの直接契約です。

  • 今日の午前から株価が上がったのは、ANAとのコラボが理由ですかね。

    ANAが「ANA Green Jet特別塗装機」にニコンのリブレットフィルムを試験装着し運航(ニコンプレスリリースより)

    ニコンは以前から、航空機へのリブレット加工をアピールしていましたが、当分先のことかなと思っていました。耐久性の実証実験とはいえ早かったですね。また、初手で大手航空会社とコラボしたのもインパクトが大きいです。

    実用化に向けたデータ取りもそうですが、このニュースを見て検討先が増えるといいですね。飛行機・車・電車・風力発電など、応用先は多岐にわたるはずです。

  • SLM Solutionsが米空軍研究所からの資金提供を受けて、世界最大の金属積層3Dプリンターを開発するとのことです。情報: 3DPrint(ドットコム)

    用途は不明ですが、ロケットエンジンやミサイル型ロケットの開発用と推測されています。買収が成功したら、今後拡大が見込まれる航空宇宙、軍事産業に貢献しそうですね。

  • 海外の3Dプリンタ専門サイトで興味深い記事見つけました。
    URL投稿できないので、3DPrint(ドットコム)にアクセスして見てください。
    今ならトップバナーに今回の件に関する記事が表示されています。

    タイトル(直訳)「ニコン、SLM買収で金属3Dプリンティング市場を揺るがす」

    まず過去に遡ると、21年4月にニコンの子会社になったAM受託加工企業のMorf3Dが、21年9月にSLMの最新鋭装置を導入していました。
    (Morf3D買収の時点で今回の件も既定路線だった?)

    また、今回の買収については、ポジティブな評価となっています。

    > ニコンは(専門性と実績、資金力で)SLM の適切なパートナーであると思われる。
    > ニコンはMorf3DとSLMの両方を所有することで、何を作る必要があるのかを理解し、それを実現するための機械を作ることで、真の製造ソリューションを構築できるようになる。
    > 日本は、3Dプリンティングのプロセスや部品をほとんど工業化しておらず、企業やOEM、スタートアップも少ないのが現状だが、ニコンを通じて日本はAMの牽引役になることができる。

    AM装置のシェアは米・独が握っているようなので、今回の買収が成功すれば、ニコンが世界と戦える日本唯一のAM企業になるのかもしれません。

  • SLMは過去にも同業他社からの買収計画があったようです。

    16年に米GEが約7億6200万ドル(6億8300万ユーロ)で買収すると発表したが失敗。
    21年に米Desktop Metalが7億1300万ドル(約6億ユーロ)で買収を検討と報道。

    これらと比較すると、今回の買収額840億円(6億2200万ユーロ)が高すぎるということはなさそうです。

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