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fang+は長期投資に向きますか
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**FANG+**は、長期投資には向かないと言えます。この指数は、米国市場に上場している大手テック企業で構成されており、NYSE FANG+指数と呼ばれています。構成銘柄は、Facebook、Amazon、Netflix、Googleの頭文字をとったもので、これらの企業はリターンでもS&P500やナスダック100を圧倒しています1。

FANG+は、以下の理由から長期投資には適していません:

銘柄入替の少なさ: FANG+は10銘柄を均等加重で組入されており、銘柄入替がほとんど行われません。他の代表的な指数（例：S&P500やナスダック100）では銘柄入替が定期的に行われ、常にその会社の価値にあった組入比率になります。しかし、FANG+では銘柄入替が少なく、企業価値の高い優等生企業の組入比率が増え、価値の低い不良企業は組入比率が減って最悪除外されることがありません1。
盛者必衰の理: 長期的な資産形成を目指す場合、FANG+に依存することはオススメしません。世界の競争は過激であり、30年以上の期間でS&P500の組入銘柄上位10社は一つとして同じ企業が残っていないことがあります。銘柄入替のないFANG+は、時代の流れに取り残される可能性があるため、長期保有には向きません1。
リスクとリターンのバランス: FANG+は素晴らしいリターンを叩き出す一方で、そのリスクも高いです。短期または中期の投資であれば、そのリターンを享受できる可能性がありますが、長期投資には向かないと言えます1。
したがって、FANG+に投資する場合は、短期または中期の視点で検討し、売却のゴールを決めて投資することを検討してください。12