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投稿コメント一覧 (557コメント)

  • おはようございます。
    日経の下落が止まりませんね。今日は大きく下げてます。
    昨日のTSMC決算のあとの会見で、2024年半導体市場全体の成長見通しを下方修正したことが大きいと思います。
    プライム市場の値下がり幅ランキングを見ても上位はほとんど半導体株で占められてます。
    日経の下げトレンドに関しては本日のモーサテでも解説がございましたので、よかったらご覧ください。

    文字数が多いため、回数を分けて投稿いたします。
    では本日のモーサテより第1弾です。

    ◆今朝のNY市場
    ・ダウ(反発)🔺0.06%
    ・NASDAQ(5日続落)▼0.52%
    ・S&P500(5日続落)▼0.22%
    ・セクター別騰落率
    (+)通信0.7%、公益0.6%、生活必需品0.4%
    (ー)資本財−0.4%、一般消費財−0.7%、情報技術−0.9%
    ※高金利環境の継続が改めて意識されている。ダウは今月に入り2000ドル下落していたこともあり大きく上昇してスタート。その後連銀のNY連銀ウィリアムズ総裁が経済データ次第では利上げもありうると発言したことで債券市場で金利が上昇。NASDAQでは上げ幅を縮小しその後マイナスに。
    (明治安田アメリカ:長谷川悠貴氏)
    S&P500はこれまで4%今日下げていたこともあり開始直後は押し目買いも入ったものの、NY連銀総裁のタカ派的発言やTSMCによる半導体市場の見通し引き下げが嫌気され下落に転じた。
    来週の決算発表ではテスラに注目。テスラは年初来40%下落、S&P500ワースト2位の下落率。また現在EV市場は逆風。利益率も低下。悪材料で尽くしで株価が上昇するかが焦点。

    ◆世界の株式
    🇬🇧(続伸)🔺0.37% 🇩🇪(続伸)🔺0.38% 🇫🇷(続伸)🔺0.52% 🇨🇳(続伸)🔺0.09% 🇮🇳(4日続落)▼0.62%
    ※欧州は金融株・航空株に買いが広がった。中国当局の市場支援策により金融株に買い。

    ◆昨日の指標結果など
    ①🇺🇸フィラデルフィア連銀製造業景気指数(値>0で好況、値<0で不況)
    (予想)2.1(結果)15.5(前回)2.3
    →かなり強い数値が出ました。利下げが開始を遅らせるような指標となりました。
    ②G20(鈴木財務大臣)金利差だけが今の為替の水準をつくっているわけではないと発言。為替そのものについては議題にならなかった。
    ③TSMC決算
    昨日投稿した通り中身はとても良かったのですが、その後の会見で「2024年半導体市場(メモリ除く)全体の成長見通しを下方修正」した。「AI関連の需要拡大は続くもののスマホやPC向けの回復に遅れ」が原因とした。
    ④Netflix決算
    好決算も見通しは弱気。1−3月期の契約者数は市場予想を大きく上回った。契約者の総数は2.7億人に接近。1年間の伸びは16%。売上高も14.8%増加。一方ガイダンスで4−6月期が市場予想を下回り、来年からは契約者数の伸びを開示しない方針であることを発表したため時間外取引で一時5%下落。

    ◆今日の予定
    🇯🇵3月全国消費者物価指数🇬🇧小売売上高🇩🇪3月生産者物価指数
    🇮🇳総選挙開始:与党が勝利と予想→外資を呼び込むような改革は難しい。
    🇺🇸アメリカンエキスプレス決算🇺🇸P&G決算

    とのことです。
    あれ、急速に円高に振れてますね。なぜでしょうか?

  • 🇹🇼TSMC決算
    ★第1・四半期決算は純利益が前年比9%増加し、市場予想を上回った。人工知能(AI)向け導体の需要が追い風となっている。
    純利益は2255億台湾ドル(69億7000万米ドル)。前年同期は2069億台湾ドルだった。

    (ガイダンス)
    第2・四半期の売上高が最大30%増加するとの見通しを示した。人工知能(AI)向け半導体の需要拡大が背景。
    また、設備投資も積極的に行われるらしい。

    ということで、かなり良い決算。
    ここは確かApple向けに30%、NVIDIAに10%ほど取引があったと記憶しているので、これを受けて今日の🇺🇸市場はよくなって欲しいと思います。

    また、ECBも6月利下げを改めて示唆している様子なのでこちらの市場もあげて欲しいなと思います。

    あと為替で火曜日の日経ニュースプラス9でこんなことが説明されていたので。
    介入が行われない理由①
    騰落率を見ると日本は🇺🇸🇨🇭🇨🇦についで4番目に小さい。つまり円安じゃない。ドル買いでの中の介入は難しい。
    ユーロ圏や🇬🇧から見るとドルは高くない。メキシコについてはドルは安い。よってドル高がG7の議題にはならない。
    介入が行われない理由②
    前回介入の2022年はドル円が6ヶ月で25%上昇。今回は4ヶ月で9%の上昇。これは過度な変動とは言えないのではないか。
    →ではどこまで円安になるか?→160円まで行くのでは
    前回の介入では、🇺🇸の利下げ期待もありドルが売られたため円高になったが、今回はドル売りの状態ではないので介入があってもなくても160円になる。
    とのことみたいです。
    個人的にはそんなんわからんわーと思いながら聴いていましたが。

    最後に業務連絡さま、いつもお気遣いありがとうございます😭

  • おはようございます。
    今朝のNY市場もイマイチでしたね。🇬🇧🇪🇺は良かったですが。
    今日も注目の指数や決算がありますので、市場は動きそうかなと思います。

    では今朝のモーサテより
    ◆今朝のNY市場
    ・ダウ(反落)▼0.12%
    ・NASDAQ(4日続落)▼1.15%
    ・S&P500(4日続落)▼0.58%
    ・セクター別騰落率
    (+)公益2.1%、生活必需品0.5%、素材0.2%
    (ー)一般消費財−0.6%、不動産−0.8%、情報技術−1.7%
    ※企業決算の動向に焦点が向けられた1日だった。主要3指数はプラス圏で取引が始まるも勢いは続かず。ASMLの決算(受注が予想を下回ったこと)が嫌気されAMDやNVIDIAなどの半導体株の下落が目立った。ダウでは決算で嫌気された保険大手トラベラーズが7%の下落。
    (マキシムグループ:久野誠太郎氏)
    これまで企業業績は強弱まちまちとなっているが個人消費は依然として堅調。利下げ期待が先送りとなるも🇺🇸経済は(インフレが加速することなくリセッションにも陥らない)ソフトランディングへ向かい、株式相場は上昇トレンドを維持すると見ている。
    (東海東京インテリジェンスラボ:仙石誠氏)
    NASDAQが弱い状態だが、足元では原油価格が落ち着きつつあり、🇺🇸金利も一服してきたので少しづつ改善してきていると見ている。好業が績確認できれば反転する公算。決算発表はまだ1割程度、これから本格化。予想を上回る決算が多い🇺🇸市場なので、これから決算発表が進むにつれ株価も上昇してくると見ている。

    ◆世界の株式
    🇬🇧(3日ぶり反発)🔺0.35% 🇩🇪(反発)🔺0.02% 🇫🇷(反発)🔺0.62% 🇨🇳(反発)🔺2.14% 🇮🇳(休場)%
     
    ◆昨日の指標結果など
    ①🇬🇧3月消費者物価指数(結果)
    前年比3.2%(前月3.4%予想3.1%)
    コアインフレ率4.2%(前月4.5%予想4.1%)
    サービス価格6.0%(前月6.1%)
    ※PCIは予想を上回る結果だったものの、英中銀のベイリー総裁は4月はインフレが急減速することを示唆した。
    ②🇺🇸地区連銀経済報告(結果内容)
    経済活動は全般的に2月下旬から4月初旬にかけてわずかに拡大したとの認識を示した。同時に、企業の間でインフレ低下の進展の停滞が懸念されていると指摘した。

    ③IMF 世界経済成長見通し
    🌍3.2%(前回↑0.1ポイント)
    🇺🇸2.7%(前回↑0.6ポイント)
    🇪🇺0.8%(前回↓0.1ポイント)
    ④G7財務省。中銀総裁会議
    鈴木大臣(日米韓)「急速に進む円安・ウォン安についての認識を3カ国で共有した」「外国為替市場の動向について緊密に協議していきたい」→これを受けて僅かに円高に動いた

    ◆今日の予定
    🇹🇼TSMC決算
    →決算自体は良いと予想・設備投資計画と売上高見通し(ガイダンス)に注目
    🇺🇸フィラデルフィア連銀製造業景気指数
    →ISM製造業指数の先行指数(景気判断・金利政策にも関わる)
    🇺🇸3月中古住宅販売件数
    🇺🇸ブラックストーン決算
    🇺🇸Netflix決算
    →WWEとの連携などスポーツ関連番組への取組・米英仏以外での値上げなどが注目

    ◆今日の為替(大和アセットマネジメント:岩手幸久氏)
    ①予想レンジ 153.80円〜154.80円
    ②地政学リスクだけではない原油高の背景
    需給逼迫も原油価格上昇の原因。OPECプラスが減産をしていることが主な原因。🇺🇸シェール企業の増産予想価格が90ドルなのでその価格までは上昇するだろう。🇮🇷と🇮🇱が戦争となれば100ドルもありえる。需給面と地政学リスクを抱えているため原油価格上昇のリスクははらんでいる。
     
    ◆今日の日本株(東海東京インテリジェンスラボ:仙石誠氏)
    ①予想レンジ 37500円〜38100円
    昨日の🇺🇸市場を受けて下落して開始。寄付き後も決算を控え積極的にリスクをとりに行く状況とはなりにくい。
    ②日本株の需給環境の好転に期待
    🇯🇵株上昇は自社株買い(60兆円強)・日銀ETF(40兆円)・海外投資家(10兆円)による買い越し(2009年3月〜2024年3月までの累積売買動向)。4月は自社株買いが最も小さい月であるため4月の日本株は軟調に推移していると見られる。自社株買い発表金額が多いのは5月が約30%、11月が約20%、2月が約10%の順(19〜23年度平均)となっている。5月は3月本決算の発表なので、そこでの自社株買いの発表が多くなる。過去10年を見ても5月のTOPIXパフォーマンスは8回プラスとなっている。東証改革のこと(株主還元)もあるため今年の5月も期待していいのではないか。

    とのことでした。

  • おはようございます。
    イスラエルは反撃の意向を示したそうで、勘弁してほしいです。
    🇺🇸市場ミックス🇯🇵揉み合い🇪🇺は良くなさそうですが、円安が進んだので、オルカンの価額はヨコヨコか下がっても少しかなと感じています。

    モーサテですが、個人的に本日も何かと物入りで要点での内容となります。
    ◆今朝のNY市場
    ・ダウ(7日ぶり安発)🔺0.17%
    ・NASDAQ(3日続落)▼0.12%
    ・S&P500(3日続落)▼0.21%
    ・セクター別騰落率
    (+)情報技術0.2%、生活必需品0.1%、ヘルスケア0.02%
    (ー)エネルギー−0.9%、公益−1.4%、不動産−1.5%
    ※企業業績の動向に目を配りつつも金融政策の見通しに注目している。(これまでハト派寄りの発言をしていた)パウエル議長のタカ派発言により債券市場では金利が上昇、それを受けて株式市場も積極的に上値を追う転換とはならず。
     
    ◆昨日の指標結果など
    🇺🇸パウエルさん、予想を上回るインフレ率を示す経済指標を受け、「インフレ率が持続的に2%に向かっているとの自信を深められなければ利下げは適切ではない。直近の経済データは自信を深められる内容ではなかった。むしろ自信を深めるまで想定より時間がかかる可能性を示した」「抑制的な金融政策が効果を発揮するまでさらに時間をかけることが適切」
    →個人的には銀行大丈夫か?と思う。

    ◆今日の予定
    🇯🇵貿易統計
    2023年度は3年連続の赤字も輸出増で赤字幅は縮減。
    🇬🇧3月消費者物価指数
    🇺🇸地区連銀経済報告(ベージュブック)

    ◆世界の株式
    🇬🇧(続落)▼1.82% 🇩🇪(反落)▼1.44% 🇫🇷(反落)▼1.40% 🇨🇳(反落)▼1.65% 🇮🇳(3日続落)▼0.62%
    ※ここでも中東情勢不安から株が売られた。

    ◆今日の為替(ソニーフィナンシャルG:尾河眞樹氏)
    ①予想レンジ 153.80円〜155.50円 
    ②注目ポイント(なぜ「金利差」なのか)
    コロナ禍のQEで膨らんだマネーが金利の高いところに向かっている状況なので、🇺🇸金利政策が転換すれば相場は反転するだろうが、今の🇺🇸の強い景気・粘り強いインフレを見るに円高進行は限定的だと思われる。
    足元の最大のポイントは26日発表のコアPCEデフレーターと5/1のFOMC。現状、突然の介入や中東情勢以外では円高になる要因は見当たらない。

    とのことでした。
    では本日も良い一日であることを☺️

  • おはようございます。
    結局オハギャーとなりました😭
    アメリカの景気強い、中東情勢緊迫、日本なんだかんだで平和かなと。

    では本日のモーサテより、本日は個人的に忙しいため要所のみです🙇
    ◆今朝のNY市場
    ・ダウ(6日続落)▼0.65%
    ・NASDAQ(続落)▼1.79%
    ・S&P500(続落)▼1.20%
    セクター別騰落率
    (+)なし
    (ー)通信-1.6%、不動産-1.8%、情報技術-2.0%
    ※開始前に発表された🇺🇸小売売上高は予想を上回る結果で、高金利の長期化を改めて意識させる形で10年債利回りは4.6%のせた。株式相場は寄り付きこそ上昇したものの、その後はAppleやMicrosoftなどハイテク株を中心に売られ下落。イスラエルが報復を検討していると伝わったことも投資家心理の重しとなった。

    ◆春の🇺🇸株に異変?相場再点検(大和証券CMアメリカ:シュナイダー恵子氏)
    🇺🇸経済はやはり強く、S&P500のEPS(一株あたり純利益)は現在277ドルまで上昇してきており、これにPER20倍をかけると5540となる。年末の目標株価を5500まで引き上げる動きも見られる。
    過去の相場のアノマリーではS&P500の2四半期連続「10%以上の上昇後」を見ると3ヶ月後に3%、6ヶ月後に7%、1年後に12%程度の上昇が見られる。

    ◆昨日の指標結果など
    🇺🇸小売売上高
    →この指標発表後、早期利下げ観測がさらに後退、長期金利上昇、株価が下落。
    FRBが重視する4/26発表のPCEデフレーターの見定める必要。

    ◆今日の予定
    🇺🇸パウエル議長発言

    ◆世界の株式
    🇬🇧(反落)▼0.3% 🇩🇪(反発)🔺0.54% 
    🇫🇷(反発)🔺0.43% 🇨🇳(反発)🔺1.26% 
    🇮🇳(続落)▼1.14%

    ◆今日の為替(みずほ証券:山本雅文氏)
    ①予想レンジ 153.50円〜155.00円 
    ②注目ポイント(中東情勢悪化の円相場への影響)
    投資家のリスク回避→円高
    原油価格上昇→円安

    ◆今日の日本株(BofA証券:圷正嗣氏)
    ①予想レンジ 38650円〜38800円 
    ②注目ポイント(🇺🇸インフレ再燃と為替介入)
    インフレ懸念もあるが現在は🇺🇸実質金利は上昇しているが景気回復と並行していることから🇺🇸株への影響も悪化とはならないと見ている。
    為替介入により円が買い戻される状況になれば、ドルを買っていた資金が株式市場に戻ってくるため好影響も考えられる。
    とのことでした。

    とにかく相場には長く居続けることが大切ですね。上げ相場にも下げ相場にも付き合うメンタルが何より大切です。
    下がっても必ず上がる。ずっと相場にいてそれを経験してくると多少の下げもヘッチャラになります。
    🙏偉そうなこと言ってすみませんでした。

  • またまた円安が進んでおります。

    🇺🇸小売売上高
    前月比
    予想0.4%結果0.7%前回0.6%前回改定値0.9%
    自動車除くコア・前月比〉
    予想0.6%結果1.1%前回0.3%前回改定值0.6%
    改定値のブレが相変わらずですね。
    今晩からの🇺🇸株は反発しそうですし、🇪🇺も良さそうですし、🇯🇵も先物良さげですし、加えて円安となってますし、今日の下げが全戻しくらいかもしれませんね。
    明日の朝起きてみたら状況変わってるもしれませんが、、、

    明日もよろしくお願いします。

  • おはようございます。
    中東情勢の懸念から本日は軟調な結果となりそうですね。イスラエルも事情はあるんだろうけど、いい加減控えて欲しいなと思います。

    今朝のモーサテより
    ◆先週のNY市場
    ・ダウ(5日続落)▼1.24% 3ヶ月ぶりの低水準
    ・NASDAQ(反落)▼1.62%
    ・S&P500(反落)▼1.46%
    ※中東情勢の不安から原油高、物価高が長引くとの見方から長期金利が上昇、利益確定売りも出やすく3指数とも大幅に下落した。VIXも一時5ヶ月ぶりの高水準まで上昇。
     
    ◆先週の指標など
    ミシガン大学消費者信頼感指数→インフレ率の下げ止まりに対する消費者の不満が表れている結果となった。

    ◆これまでの紛争開始後の日経平均騰落率(大和証券:木野内栄治氏)
    ①最初の武力行使から2週間は様子見、その後反発したのが湾岸戦争と米軍シリア爆撃
    ②現在が2週間経過した時点だが、ここで落ち着かないとさらに軟化するケースもありそれがイラク空爆とイラク戦争とアフガニスタン戦争

    ◆今週の主な予定
    🇺🇸主要企業決算が続々発表
    4/15 🇺🇸小売売上高 🇺🇸NY連銀製造業景気指数
    4/16🇺🇸鉱工業生産指数
    4/17🇯🇵貿易統計 🇺🇸地区連銀経済報告
    4/19🇯🇵CPI

    ◆今日の為替(マーケットリスクアドバイザリー:深谷幸司氏)
    ①予想レンジ 152.50円〜154.00円
    本日発表の🇺🇸指数も堅調な結果となると予想されており、ドルを下支えする動きとなりそう。一方で投機筋の円売りの積み上がりも膨らんでおり、介入警戒感から上値を抑制することも考えられる。中東情勢が悪化しそうならポジションの手仕舞いから円を買い戻すとなると下限を試す展開となりそう。
    ②注目ポイント(低ボラティリティ下の投機と介入)
    円安の原因として①需給面では貿易サービス収支の赤字②個人投資家の外貨資産投資③日本企業の海外直接投資などがあるが、これらが34年ぶりの円安と整合的なほどの過去最大水準ではない。大きい要因は金利差と考える。現在は投機筋による金利差以上の行き過ぎた円安となっている。これを可能にしているのが予想変動率の低さ。日米の金利政策に当面大きな動きがないとの予測と絶対的な金利差を背景にして安心してドル買い円売りを進めてポジションを維持している。当局としては低ボラティリティ下では過度な相場変動に対して介入するというスタンスからは動きにくいが、逆に想定外の介入をしてボラティリティを高めることで(投機筋の安心感を取り除いて)一方的な投機、過剰な円安を抑制する効果があるのも確か。

    ◆「緩和的金融環境」で好業績・株高に(大和証券:木野内栄治氏)
    日銀植田総裁著「ゼロ金利との闘い」における時間軸政策(前借り需要)を実践しているのではないか。
    わかりやすい例が住宅需要。金利がある状況だと、将来頭金ができてから住宅を買うというマインドになるが、低金利下では今すぐ家を買うであるとか高価格の住宅を購入するとかしやすい。これが時間軸政策が成功した事例。
    これからは金利が上昇するかもしれないといったことを発信することで固定金利(高い金利)に移行させようというのが植田総裁の真理。だからこそ追加の利上げをアピールしている。そのことで高金利に慣れてもらうことで実際に金利を上げたときの抵抗感をなくそうとしているのではないか。ただすぐに実際に金利を上げてしまうと景気が悪化するので、じっくり緩和的な金融政策を維持したい考えだと思われる。
    実質金利が低いと設備投資計画が増加するという逆相関関係にあり、金融緩和の一つである実質金利のマイナスを継続すると思われる。
    また設備投資計画が増加すると日経平均パフォーマンスも上昇する。
    よって継続的な追加利上げをあまり警戒する必要はない。

    ◆モーサテサーベイ(番組出演者35人の回答)
    ①今週末の日経平均の予想中央値は39000円(先週の予想39400円・結果39523円)
    ②今週末のドル円の予想中央値は153.00円(先週の予想151.50円・結果153.29円)
    ③日本経済はデフレから脱却したか?「はい」83%「いいえ」11%
    ④3ヶ月先の日本の景気を占う指数は2週連続で悪化
    ⑤3ヶ月先の海外については🇺🇸5週ぶりに悪化🇪🇺2週ぶりに悪化🇨🇳3週ぶり悪化

    ◆日経電子版より
    中東情勢の悪化で原油価格は半年ぶり高値 🇪🇺6月利下げが揺らぐ
    とのことでした。

    今週もよろしくお願いします🙇

  • オルカンの15%以上を占めるマグニフィセント7が揃って上昇したことと、為替も+0.05%ほど、5%以上を占める日本株も前場の状況は良いので、本日の価額は期待できそうですね。業務連絡さま、皆々様のご報告が楽しみです。
     さて、今朝のモーサテより
    ◆今朝のNY市場
    ・ダウ(4日続落)▼0.01%
    ・NASDAQ(反発最高値更新)🔺1.68%
    ・S&P500(反発)🔺0.74%
     ハイテク株が大きく反発。PPIがわずかに市場予想を下回り投資家心理が幾分改善する結果となった。マグニフィセント7が揃って上昇。アマゾンは最高値を更新。
     ダウはプラスに転じる場面はあったものの保険株が重荷となった。 
    (⬇️大和証券CMアメリカ:矢澤賢氏)
     PPIが概ね市場予想に沿った内容。アナリストが目標を引き上げたNVIDIAなどのAI関連株に買いが集まり、Macシリーズを刷新すると発表したAppleの株が上昇。
     今年発表された指標を額面通り見れば、雇用は強く・景気は底堅く・インフレ鎮静化は鈍るどころか再加速の可能性も見えてきた、という状況。
     🇺🇸利下げ回数の市場予想では7月に利下げが行われる可能性が五分五分、利下げ回数予想も2回を切っている。すでに株式、債券市場とも織り込みつつあり上値が重い展開となりそうだ。

    ◆昨日の指標結果など
    ①🇪🇺ECB理事会
    結果:5会合連続で金利据え置き。予想通り6月利下げ開始を示唆
    影響:ユーロ圏の利下げが進むとユーロドル為替ではユーロ安ドル高が進む。出来高の多いユーロドルでドルが高くなれば、為替市場全体にドル高が波及する。ただ今後🇺🇸利下げ🇯🇵利上げとなっても145円程度に収まるのではないか。
    ②🇺🇸PPI生産者物価指数
    結果:CPIと異なり弱い結果。インフレ懸念が弱まり株式市場も利下げ期待で上昇

    ◆今日の予定
    🇺🇸3月輸出入物価指数 
    ★🇺🇸4月ミシガン大学消費者信頼感指数(予想78.8 前回79.4)
    ▶️予想より強ければ経済は好調とみなされ利下げが遠のく。ただブレも大きい。

    ◆世界の株式
    🇬🇧(反落)▼0.47% 🇩🇪(反落)▼0.79% 🇫🇷(続落)▼0.27% 🇨🇳(反発)🔺0.23% 🇮🇳(休場)%
    欧州はECBが利下げを示唆したため金融株が軟調。

    ◆今日の為替(高千穂大学:内田稔氏)
    ①予想レンジ 152.30円〜153.80円
    ②注目ポイント(🇯🇵の為替介入は効くのか)
     2022年9月と10月に介入が行われた際には合わせて5円高となったが、🇺🇸の利上げがピークを迎えるという見方からドル安に動き始めたことが大きな要因であり必ずしも🇯🇵の介入も効果があったとは言えない。
     円安の主因は大幅な実質金利。したがって円安抑制には大規模な介入と日銀の利上げが必要。よって利上げをちらつかせた介入がある程度効果的。
     だが円高への反転はかなり難しい。日銀が利上げをしても大幅な実質金利はマイナス圏のままであり、足元ではドルが全面高。当面は日本当局の動きを探る神経質な展開ながら155円を意識する状況が続くと見ている。
     
    ◆ 日銀の追加利上げは7月か10月か(ソシエデジェネラル証券:劒崎仁氏)
     現在7月か10月かの意見が拮抗している。7月上旬に春闘第7回(最終)回答集計があり、その結果を見て日銀が利上げを決定する可能性があるが、春闘の最終回答まで待ってもほとんど大企業の回答であり中小はほとんど反映されていない。
     賃金交渉の結果が賃金改定に反映されるまで時間を要するため7月にならないと多くの企業で賃金が上がったかどうかが判断できない。このため「7月の毎月勤労統計」の結果を見なければ賃上げが確認できないがこの発表は9/5。この結果を見て金利を決めるとすると9月19•20日の日銀金融政策決定会合となる。
     ただ将来見通しを見る「展望リポート」の発表に合わせて利上げすることが望ましいと考えると10月30•31日の会合で利上げを決定するのではないかと見ている。
     日銀の論文では賃金上昇率がコアインフレ率への価格転嫁率に変化が生じる(賃金と物価の好循環となる)閾値を3.1%としている。よって「7月の毎月勤労統計」の賃金の伸びが3.1%に達しているかどうかが利上げをするかどうかの境目となる。
     昨年のデータをもとに2024年データから算出した予想では7月にはこの3.1%を超える結果が出ているので10月利下げに踏み切ると見ている。

    とのことです。
    字数制限がなければ、もっと詳しく書けるのですが、、、
    と言いつつ長文🙇

  • おはようございます。
     昨日はPCIが3ヶ月連続で上昇ということもあり🇺🇸株が下落しました。前月比が強いことがインフレのしつこさを表している感じです。
     為替はこれまで151円台で上振れできずに溜まっていたマグマが一気に噴出した感じといったところでしょうか?
     結果オルカンの価額もほとんど下がらないような気がします。
    今朝のモーサテより
    ◆今朝のNY市場
    ・ダウ(3日続落)▼1.09%
    ・NASDAQ(4日ぶり反落)▼0.84%
    ・S&P500(反落)▼0.95%
    ・セクター別騰落率
    (+)エネルギー0.4%
    (ー)素材-1.6%、公益-1.7%、不動産-4.1%
     消費者物価指数の発表を受けFRBによる利下げの開始聞が遅れるとの見方が一段と強まり主要3指数位は取引開始から大きく下落。その後は少し戻して着地。また取引時間中に公表された先月のFOMC議事要旨では参加者が物価目標を達成する自信が深まっていないとして投資家心理をさらに冷やす形となった。
     
    ◆昨日の指標結果など
    ①🇺🇸CPI消費者物価指数 
    CPI
    前月比予想0.3% 結果0.4%(前回0.4%) 前年比予想3.4% 結果3.5%(前回3.2%)
    CPIコア
    前月比予想0.3% 結果0.4%(前回0.4%) 前年比予想3.7% 結果3.8%(前回3.8%)
    項目別(前年比)
    住居費↑5.7% エネルギー↑2.1%
    項目別(前月比)
    【総合】食品↑0.1% エネルギー↑1.1% 【コア】商品−0.2% サービス↑0.5%
    〈注目点〉自動車保険(前年比)↑22.2%(これだけで消費者物価指数を0.6ポイント、コア指数を0.8ポイント押し上げ。当面インフレ率が下がらない要因となりそう)
    自動車保険料上昇の背景:「コロナ禍の中古車価格に上昇」と「一部地域での自然災害の増加」
    〈6月利下げの市場予想は5割→2割〉これに反応したのが長期金利で介入警戒なんのそのという上昇の勢い。おかげで円安がかなり進んだ。
    ◆CPIの今後の動向は(野村アセットメント:石黒英之氏)
    凸凹道を辿りながらも緩やかなインフレ鈍化が進むと見ている。NY連銀が出している半年後の賃金や雇用やISM指数も落ち着いていく兆候が見えている。当面はインフレ高止まり懸念で🇺🇸株の調整基調が続くが、FRBの次の一手が利下げという前提が崩れなければ🇺🇸株のサポート要因となると思われる。

    ②🇺🇸FOMC記事要旨(3月)
    「インフレが2%に向け安定的に低下しているという自信を深められていない」
    「ここ数ヶ月のインフレ指標は期待はずれ→まだ利下げは適切ではない」
    「(ほとんどの参加者)量的引き締めのペース減速について「早期に始めるのが賢明」」
    →利下げ開始をしたいがインフレがしつこいといったところか

    ◆今日の予定
    ①🇪🇺ECB理事会
    →6月利下げ開始予想(おそらく見送りもなし)→🇪🇺株上昇しやすい🇺🇸株上値重そう
    ②🇺🇸生産者物価指数

    ◆世界の株式
    🇬🇧(反発)🔺0.33% 🇩🇪(反発)🔺0.11% 🇫🇷(続落)▼0.05% 🇨🇳(反落)0.70% 🇮🇳(反発)0.47%

    ◆今日の為替(ドイツ証券:小川和宏氏)
    ①予想レンジ 152.00円〜153.70円
    昨日のCPIが市場予想を上回る結果となりドルは主要通過に対して全面的に上昇した。本日はPPI生産者物価指数の発表を控え底堅い展開を予想する。 
    ②注目ポイント(上値の重いユーロドル)
    ECB政策金利(21:15)の利下げは据え置きと見ている。6月利下げ開始、年5回(年3回との意見もある)の利下げを予想している。FRBとの12月末の利下げ折り込みで差が開いたためユーロドルは上値が重い展開となりそう。
     
    ◆今日の日本株(野村アセットメント:石黒英之氏)
    注目ポイント(リスクオン相場に死角はないか?)
    リスクオン相場(リスクをとってリターンを追求する)持続のポイント
    ・🇺🇸インフレ動向:平均時給は高止まり・PCEコア物価指数が年初から上昇・昨日のCPIから判断すると→△
    ・🇺🇸金融政策動向:利下げ回数について、FOMC参加者は3回、市場では2回を維持→◯
    ・🇺🇸商業用不動産発の信用リスク:信用リスクを表すハイイールド債スプレッドは歴史的な低水準→◯
    以上より🇺🇸FF利上げというサプライズがない限りはこの相場は続きそうだが、インフレ動向によっては注意が必要。

    とのことでした。
    今朝はCPIに踊らされた感じですね。

  • 本日はお休みを頂戴しておりまして、のんびりとじっくりモーサテをメモしております。
    ここまでに書いた内容を第一弾として投稿します。

    第一弾
    ◆今朝のNY市場
    ・ダウ(続落)0.02%
    ・NASDAQ(3日続伸)0.32%
    ・S&P500(反発)0.14%
    ・セクター別騰落率
    (+)不動産1.3%、公益0.6%、生活必需品0.5%
    (ー)資本財−0.2%、金融−0.5%
     CPI発表を控える中様子見ムード。長期金利の上昇が一服したことを背景にダウは買いで始まったものの、一気に下落。徐々に上昇するもわずかに続落。NASDAQも同様の動きだったが、引け前に一気に上昇終値で3日続伸。

    ◆市場の動き(野村グループ:藤井麻耶氏)
     S&P500は上下に大きく振れ結局ほぼフラットで引けた。指数は方向感が定まっていないが、ファクターの動きは終日長期モメンタムが弱く、ショート先行が強く推移(簡単に言えば売りが入った後押し目買いが入る動き)。CPIイベント前にホールドしていた銘柄を利益確定、ショートされていた銘柄を買い戻すポジション整理のような動き。
     CPIコア指数予想(前月比)3月(予想)↑0.275% 2月(実績)↑0.358%
     CPIスーパーコア(前月比)3月(予想)↑0.395% 2月(実績)↑0.469%
    この野村グループの予想通りであれば、6月利下げは五分五分。初回利下げは7月、12月を含む年2回の利下げと見ている。
     また投資家センチメントが弱気になってきていると見ている。S&P500の3ヶ月満期オプションのスキュー(プット-コール)が3月時点で稀に見る低い水準で抑えられていた。ここ最近小売を中心に多くの企業決算で消費への懸念が感じられるものが出ている。この影響から投資家センチメントが悪化、株価の高値警戒感からスキューも上昇してきている(スキューが高くなるとブラックスワンが発生する恐れが高まっているとみなされる※ブラックスワン→予想外のことが起こった時の衝撃が大きい事象のことで、だいたい株価暴落リスクを意味する) 。
     (センチメントが弱まる先にあるのは)VIX指数も昨年12月を底にじわじわ上昇してきている。🇺🇸株投資家のポジショニングを見るとロング(買い)の積み増しが目立っている。ボラティリティコントロール戦略(価格変動のブレを小さくするPFを組み下落リスクを抑え高い投資効果を目指す戦略)ではこのVIX指数を指標として利用しており、これが上昇すれば利益確定売りのため米株のロングポジション減につながる。マーケットではVIXショートが溜まっており(マーケットのボラが小さい方に賭ける売買)、何らかの指数下落局面でVIXが上昇すると(ボラが大きくなると)一気にVIXショートがロスカットを迫られVIXが大幅高(さらにボラが大きくなる)となる可能性がある。そうなるとボラティリティーコントロールのロングも縮小され売りが売りを呼ぶ展開となる可能性もある。

    ◆今日の予定
    🇯🇵3月企業物価指数 ★🇺🇸CPI消費者物価指数 🇺🇸FOMC記事要旨(3月)
    CPI
    前月比予想0.3% 結果?%(前回0.4%) 
    前年比予想3.4% 結果?%(前回3.2%)
    CPIコア
    前月比予想0.3% 結果?%(前回0.4%) 
    前年比予想3.7% 結果?%(前回3.8%)
    →現在の状況を見るのに重要な前月比が0.3%だと年ベースで1.003^12-1≒0.037(3.7%)となりそこまで高い物価指数とまでではないため利下げ開始が遠のきそう。FRBが目指す2%インフレになるためには前月比0.16〜0.17%あたりが理想。

    ⚠︎市場の動きに関しては内容が難しいため( )に簡単な私なりのおおまかな解説を加えております。

     本日は何度言っても🇺🇸CPIが大注目ですが、なんとなくですが、これまでの経過から感じるのは、この結果FRBが利下げに対して後退しそうな結果が出ても、私見ですが株価には大きな影響とならないような感じもしてます。

    続く

  • おはようございます。今日は天気も良く、満開の桜の中を散歩したりしています。

    先週はいろいろあり、アメリカの株価も下落が多かったですね。ということもあり金曜日の指標結果など
    🇯🇵2月実質消費支出 前年同月比▼0.5%、12ヶ月連続のマイナス。
    🇯🇵2月景気動向指数 2ヶ月連続で低下した。
    🇪🇺小売売上高 前月比、前年比ともマイナス。マイナスは2022年6月から連続している。
    🇺🇸ボウマン(タカ派)FRB理事講演(議題:金融政策におけるリスクと不透明さ) インフレ率2%に向かうだろうとしながらも「複数の上振れリスクがなお存在している」とし「利下げが適切になる段階にはまだ達していない」と述べた。さらに「インフレの進展が停滞、もしくは反転した場合、今後の会合で政策金利を引き上げる必要が出てくる可能性はある」と述べた。
    🇺🇸雇用統計(Bloombergより)
    ・非農業部門雇用者数 予想21.4万人 結果30.3万人 前回27.5万人 改定値27.0万人
    ・失業率 予想3.9% 結果3.8% 前回3.9%
    ・平均時給(前月比) 予想0.3% 結果0.3% 前回0.1% 改定値0.2%
    ・平均時給(前年比) 予想4.1% 結果4.1% 前回4.3%
     3月の雇用者数は1年ぶりの大幅増となり失業率も低下した。力強い労働市場が景気を押し上げていることを示した。

    とのことでした。
    明日からのアメリカは強さを取り戻すと見ています。中東で何もなければ、、、
    また明日、よろしくお願いします🙇

  • 返信いただいたのにごめんなさい。
    強すぎですよね。目を疑いました。間違いかと。
    たぶん、想像以上に移民が多かったのでしょうね。
    本来なら人手不足で急激な人件費高騰になるところが、移民が下支えしてくれているのでしょう。
    人件費が高くなっていませんものね。
    これがアメリカの強さか。ソフトランディングではなくてノーランディングで行くのとちゃうかなと。
    バイデンだからでしょうね。

  • 臨時速報
    21:30発表🇺🇸雇用統計
    ・非農業部門雇用者数 予想21.4万人 結果30.3万人 前回27.5万人 改定値27.0万人
    ・失業率 予想3.8% 結果3.8% 前回3.9%
    ・平均時給(前月比) 予想0.3% 結果0.3% 前回0.1% 前回改定値0.2%
    ・平均時給(前年比) 予想4.1% 結果4.1% 前回4.3%

    非農業部門雇用者数が強すぎる。
    失業者と平均時給は予想通りなので、これだけだと利下げは予定通りだったと思いますが、これだと利下げ2回で後にズレる方向に傾きそうですね。

    本日のマーケットがどこまで織り込んでいたか。22時30分からのマーケットが見ものです。

    すみません。ちょっと急ぎすぎて。
    再度の投稿です。

  • モーサテより
    為替は欧米に対して円安、NY市場もまちまちということからオルカンも少しの上昇かなと思います。ちなみに新興国に対しても円安。円が弱いですね。また本日はオルカンの休場日です。今日の注文は4/5確定、4/8約定です。

    ◆今朝のNY市場
    ・ダウ(3日続落)▼0.11% ・NASDAQ(反発)🔺0.23% ・S&P5000(3日ぶり反発)🔺0.11%
    ・セクター別騰落率(+)通信0.7%、エネルギー0.7%、素材0.6%
             (ー)金融-0.1%、公益−0.4%、生活必需品-1.1%
     開始直後は堅調な展開となったものの、重要指標の発表や発言により動きが激しくなり、結果、ISMの結果を受けてS&P500は反発。一方ADPが市場予想を大きく上回りまちまちの展開となった。Intelが大幅安。
     市場は年内3回の利下げを期待しているが、FOMCのメンバー9人が年内利下げ3回、9人が2回以下となっている。
     ただ市場はS&P500利益成長予想が2024年↑11%(前年比)ということもあり、堅調な動きが予想される。

    ◆今朝の指標結果など
    ①パウエル議長:利下げについてさらなる検討する時間があるとした。
    ②アトランタ連銀ボスティック総裁:利下げは1回、年末まで利下げ開始を先送りすべき。
    ③3月ISM非製造業景気指数:51.4と前月の52.6から低下し2ヶ月連続で低下。予想は52.7だった。(事業活動57.4(↑0.2)・雇用48.5(↑0.5)・新規受注54.4(↓1.7)・支払価格53.4(↓5.2))
    ④3月ADP雇用報告:市場予想を大きく上回った(専門職・企業向けサービス↓8000人レジャー・接客業↑6万3000人)。2月分も上方修正された。
    ⑤ユーロ圏3月消費者物価指数:↑2.4%(2月↑2.6%)市場予想(↑2.6%)を下回り鈍化。6月の利下げ開始の可能性が高まった(年内3回の利下げか)

    ◆今日の予定
    🇯🇵日銀支店長会議 🇯🇵4月地域経済報告(さくらリポート) 🇺🇸貿易収支 🇺🇸新規失業保険申請者数
    ※本日もFRB高官の発言に注目 カシュカリ総裁(タカ派)とバーキン総裁(タカ派)は変わらずタカ派の発言予想。ハーカー総裁(中立)とグールズビー総裁(ハト派)がどのような発言をするかに注目
     
    ◆世界の株式
    🇬🇧(反発)🔺0.03% 🇩🇪(反発)🔺0.46% 🇫🇷(反発)🔺0.29% 🇨🇳(続落)▼5.66% 🇮🇳(続落)▼0.04%

    ◆今日の為替(ふくおかフィナンシャルグループ:佐々木融氏)
    ①予想レンジ 151.20円〜152.00円
    ②注目ポイント(ドル高・円安要因)
     2021年から最強通過はドル。最弱通貨が円。
    ・ドル高構造要因
    ①保護主義を背景としたアメリカ経済の一人勝ち ②コロナ禍で急増したマネーストックによって金利が高くなっても経済が鈍化しない状態
    →先物市場が織り込む2024年末のFF金利の利下げが後退してきており、それに伴ってドル円が上昇してきている。こういった構造的問題で🇺🇸は利下げできないと織り込まれるとドル円は154円まで上昇するという計算になる。
    ・円安構造要因
    ①実質金利(=名目金利-期待インフレ率)の大幅マイナス
    ②日銀が構造上金利を大きく上げられないなど日銀の問題
    ③貿易収支(特に輸入の1割を占める原油価格が円建てで見ると上昇しているので貿易赤字も膨らむ)
    →このようなドル高円安構造は全然変わっていないので、これからもドル円の上昇圧力は続くだろう。
     
    ◆マイナス金利政策撤廃後の長期金利の行方(東海東京証券:佐野一彦氏)
     現状、撤廃後の長期金利は比較的安定している。その理由として
    ①短期金利の上昇幅はわずか0.1%
    ②当面日銀の長期国債買い入れ額は不変(6兆円程度)金利急上昇時には対応
    ③4月から国債発行が減額(月額5,000億円)
    ④撤廃前から日銀によるアナウンスで市場に折り込ませたこと
    ⑤緩和政策を維持する姿勢を示したこと
     以上のことから持続的な長期金利の上昇は避けられると見られるが・・・
    【利上げの条件】
    ①予想物価上昇率が2%を目指して上昇
    ②日米経済が減速しない(🇺🇸経済が強いと利下げが遅れるので🇯🇵は円安となり利上げの要因となる。また🇯🇵経済が強いと物価上昇につながるので利上げの理由となる)
    【結論】
    再利上げなし→長期金利は1.0%に届かず安定推移
    再利上げあり→長期金利は1.25%まで上昇
    とのことでした。

     昨日の日銀の需給キャップがプラス転換は日銀の操作ではないかと個人的には思う。マイナス金利撤廃の正当性を印象付けたかったのかなと。

    では良い一日でありますように。毎年長文すみません🙇

  • おはようございます。
    本日はアメリカだけでなく、世界の株価も下がっておりますので、こちらの価額も久しぶりの大きな下落となるかもしれません。

    さて本日のモーサテより
    ◆今朝のNY市場
    ・ダウ(続落)▼1.00% 
    ・NASDAQ(反落)▼0.95% 
    ・S&P5000(続落)▼0.72%
    ・セクター別騰落率
    (+)エネルギー1.4%、公益0.2%、通信0.1%
    (ー)不動産−1.1%、一般消費財−1.3%、ヘルスケア−1.6%
     テスラの1−3月期納入台数が前年比ー8.5%で市場予想を大きく下回ったことから株価が4.9%下落、NASDAQの下げを主導した。クリーブランド連銀のメスター総裁がFRBが年内に利下げが可能かどうかを裏付けるデータをなお確認する必要がある旨の発言をしたことで、早期の利下げ期待が一段と後退し、ダウは一時500ドルを超える大幅な下落を見せた。
     本日は2月製造業受注の発表があったが、前月比↑1.4%(市場予想↑1.0%)と市場予想を大きく上回ったことにより利下げ後退懸念が広がった。また3日にパウエル議長の講演も控えており、市場は再び利下げに慎重な姿勢が示されるのではないかと警戒感も広がる。

    ◆世界の株式
    🇬🇧(反落)▼0.22% 🇩🇪(9日ぶり反落)▼1.13% 🇫🇷(反落)▼0.92% 🇨🇳(4日ぶり反落)▼0.08% 🇮🇳(4日ぶり反落)▼0.15%

    ◆JOLTS(2月雇用動向調査)
    求人は+8000人、金融・保険+12万6000人、情報ー8万5000人
    自発的離職率は2.2%(4ヶ月連続)と2020年9月以来の低水準が続く

    ◆今日の予定
    🇯🇵日銀需給ギャップと潜在成長率 (ユーロ圏)3月消費者物価指数 🇺🇸3月ADP雇用報告 🇺🇸3月ISM非製造業景気指数 🇺🇸FRBパウエル議長講演(スタンフォード大学)
    ※需給ギャップは14四半期連続のマイナス、需要が供給を下回っている状況が続いている。実体経済から見ればまだまだインフレ圧力は弱い。今回発表のギャップはさらに悪化の予想。日銀の利上げも緩やかにならざるおえない。インフレ率との関係を見た時、コアコアCPIが2%になるためのGDPギャップ(需給ギャップ)は過去のグラフから見ると3%程度。持続的な需要の上昇がなければ2%のインフレは難しい。CPIが高いのにGDPギャップが低いのは輸入インフレが原因。(UBS SuMi TRUST:青木大樹氏)
     
    ◆為替について(シティグループ証券:高島修氏)
    ①本日の予想レンジ 150.75円〜152.25円 重要指標の発表を控え敏感な動きになるか
    ②注目ポイント(円買い介入の可能性を占う) 
     3者会合にて「必要なら断固たる措置を取る」との姿勢、これはいつ円買い介入が行われてもおかしくない状況。当局としては155円は守り抜きたいということではないか。
     実際に円買い介入が行われたのは2022年に人民元円レート20円になった時(現在20円を超えている)であり、また円売り介入が行われたのは12円のとき。つまり実際に介入が行われるのは人民元円に左右されていた。よって占うためにはドル円だけでなく元の動きも見ておく必要がある。

    ◆今日の日本株(楽天証券経済研究所:香川睦氏)
    ①予想レンジ 39500円〜39900円 米市場で長期金利上昇、株価下落などにより軟調な動きとなる
    ②注目ポイント(円相場と円の購買力低下)
     円の年初来騰落率を見るとドルだけでなく欧州・人民元に対しても下落。日本の物価高につながる一方、輸出企業・多国籍企業の利益の押し上げ要因となる。
     円の実質実効為替レート(約60カ国の貿易量や物価水準を基準に算出された通貨の購買力を測る総合的な指標)は50年ぶりの低水準に下落。
     今後は企業決算と業績見通しの発表が進むにつれて、増益持続・資本効率改善・株主還元拡大が確認されれば、外国の買い越しにつながり株価上昇につながると予想する。

    ◆グローバルPMI(製造業)が回復している。製造業回復で市場活況はリスクオンの姿勢をとりやすくなり、ドルが下落する傾向がある。
    とのことでした。

    昨日は業務連絡さまお忙しかったようでお疲れ様でした。

  • おはようございます。先程一部間違いがあったので再度の投稿です。
    年度初日、前場の日本株はイマイチです。日銀短観での大企業の製造業の悪化が原因のかもしれません。非製造業は8期連続改善なのに。
    ちょっと悪い材料があると一気に下げにかかる機関があるんでしょうね。私の個別株もやられております。
    オルカンは本日と4/4は休場日です。4/2注文、4/3約定となります。

    さて本日のモーサテより
    ◆先週のNY市場は休場

    ◆PCE物価指数(+2.5%)、コア指数(+2.8%)ともFOMC予想や市場予想と一致。これを受けてパウエル議長は「力強い経済成長み見られる。利下げを急ぐ必要はない」との見解を示した。
    ※注目点としてはFOMC政策金利見通しのドットチャートの中央値は4.6%で変わっていないが、平均値は上がってきている。つまりタカ派に寄って来ている。下にある今週の予定においてそのデータや発言を見ていく必要がある。ここ最近は労働市場が緩やかに減速しているアメリカ経済であるが、特に金曜日の雇用統計がその重要ファクター。

    ◆為替について
    ①本日のドル円予想レンジ 151.00円〜152.00円
    ②個人投資家の外国株投資は再加速するか?
     2024年1月第2週には最大の資金流入があったが、3月第3週は1月第1週以来の少額流入となった。月初(第3営業日)のクレジットカード決済の買付が飛び抜けて大きいため為替市場に注目。今後再加速するかどうかで為替の下支えとなるかにも注目。

    ◆日本株
    ①本日の予想レンジ 40200円〜40600円 先週NYがお休みだったため材料に乏しい。しかし新年度入りで下支えされると見ている。
    ②ドル建ても過去最高値に挑戦 過去最高値は21年2月の287ドル(現在は268ドル)。
    日本の賃金上昇や英米の株価指数と比較してもまだ割安。先行きは明るいと見ている。

    ◆今週の予定
    1日(月)🇯🇵★日銀短観・🇺🇸★3月ISM製造業景気指数(23:00)
    2日(火)🇯🇵日銀マネタリーベース公表・🇺🇸2月製造業受注・耐久財受注
    3日(水)🇺🇸★3月ADP雇用報告(21:15)・🇺🇸3月非製造業PMI・🇺🇸★3月ISM非製造業景気指数(23:00)・🇺🇸FRBパウエル議長公演(スタンフォード大学)
    4日(木)🇯🇵日銀地域経済報告(さくらレポート)・🇺🇸★2月貿易収支(21:30)
    5日(金)🇯🇵★2月家計調査・🇯🇵★2月景気動向指数・🇺🇸★3月雇用統計(21:30)

    ◆モーサテサーベイ(番組出演者40人の回答)
    ①今週末の日経平均の予想中央値は40600円
    ②今週末のドル円の予想中央値は151.50円
    ③為替介入の水準で最も多かったのは153円台、続いて152円台と155円台が同数。
    ④3ヶ月先の日本の景気を占う指数は先週とほぼ横ばい
    ⑤3ヶ月先の海外の景気を占う指数ではアメリカと中国が改善、欧州が3週ぶりに悪化。
    とのことでした。

    個人的な趣味でデータをとっています。
    お役に立つかどうかわかりませんがよかったらどうぞ。

  • おはようございます。今晩のNYはお休み。オルカンも休場日なので4/2注文4/3約定です。

    本日のモーサテ
    ◆今朝のNY市場 明日から3連休。閑散とした1日でした。本日のPCE(個人消費支出:インフレ指標です)発表前に様子見ムード。Appleテスラなどハイテク株が一部下落。大型株の利益確定売りが多い中、中小型株の買いが進んでいる。
    ダウ(続伸)▲0.12% NASDAQ(反落)▽0.12% S&P500(続伸)▲0.11%
    セクター別ではエネルギー↑1.1%、公益↑0.8%、不動産↑0.7%、情報技術↓0.1%、一般消費財↓0.1%、通信↓0.3%
     最近気になるのはAppleの株価下落傾向。原因は米司法省の提訴とAI分野出遅れ。Appleは後追いでより良い商品を開発することを得意としているので今後より優れたサービスと商品で追い上げることが可能と考えられる。
     またNVIDIAの今後の成長が見込まれるのが「ソブリン需要(各国政府の需要)」。日本・韓国・スウェーデンなどもソブリンAIの構築を掲げており、インドも12億ドル以上のこの分野に投資する。また中東の国々もソブリンAI構築のためエヌビディアのGPUを購入する見通し。 

    ◆世界市場
    英(3日続伸)▲0.26% 独(8日続伸)▲0.08% 仏▲0.01% 上海(反発)▲0.59% 印(続伸)▲0.90%

    ◆為替について
    ①本日のドル円予想レンジ 151.00円〜151.90円 失業件数が予想を下回りGDPが強かったのでドル買いが進んだが、円買い介入警戒感も根強い。PCEの数値が予想通りインフレ改善停滞のようだとドルは底堅い。
    ②注目ポイント 昨日も書いたとり移民が雇用の活性化、ウクライナやガザの問題や、橋の崩落によるボルティモア港封鎖によるサプライチェーン混乱での輸送コスト増大によりインフレが今後3ヶ月改善しない可能性もある。以上のことから高金利を維持する可能性がある。下のFRB理事発言からもドル高が維持され、介入警戒などはあるが155円から160円を試す展開もあるかもしれない。
    (注)これまでの想定通りアメリカが6月から利下げを開始し日銀が同時期に利上げをすると予想、年末には140円まで円高が進むと見ている専門家もいらっしゃいます。

    ◆FRBウォラー理事「利下げを急ぐ必要なない」と改めて見解を示す。インフレ抑制が想定ほど進まず「利下げの回数を減らすか先送りが適切」だとしている。「利下げを始めるにはインフレ指標が少なくとも数ヶ月改善することが必要」とした。
    【詳細】
    ・雇用:大半のセクターに広範に広がっている。インフレの持続的な進展を支えるのに必要なほど需要が抑制されていないことを示す兆候だ
    ・生産性:持続するかは懐疑的。生産性の伸びは不安定
    ・物価:(今夜発表の)コアPCEインフレ率が上昇する可能性が高いことを示唆。最近のペースは(インフレ目標の)2%に向けた大きな進展を示すものではないだろう。
    ・最近のデータに応じて全体の利下げ回数を減らすか利下げをさらに先送りすることが適切。利下げをもう少し待ったほうが早すぎる行動よりもリスクが大幅に低い。

    ◆本日発表のPCEについて
    上記の理事も今晩のPCEには注目していると言っている。足元を見るとCPI(消費者物価)はかなり上振れており、1月も強かったPCEが今回も強ければ6月の利下げを断念とのムードが広がるのではないか。

    とのことでした。

    追記
    ▶︎日銀の政策転換でも円安である理由
    ①今の円安は、日銀の決定会合で円高になることを期待していた投機筋が、円高にならなかったので円を売り戻している状態。
    ②貿易収支で1ヶ月に1兆、NISAを通した海外投資で1兆あり、構造的に円売りの状態が続く。
    ③アメリカの中立金利が上昇、これはアメリカの潜在成長率が上がっていると言うこと。ドルが強くなっている。米発のデジタルサービスが強くドルが強い要因であり、日本はデジタル赤字であることも円売りの一つの要因。
    ④円が弱い理由は実質金利(実質金利=名目金利-期待インフレ率)がマイナスであること。これが理由で日本より弱い通貨はトルコリラだけ。
    ⑤日本の対内直接投資がGDP比5.4%でこれは約200カ国地域のうち下から3番目。これは海外で生産して外国通貨で儲ける仕組み。
    →最近は円安は続くとみている専門家が多い様子です。

  • 先ほどの首相会見(経済関係の内容)
    デフレ脱却道半ば、千載一遇のチャンスとして岸田政権の存在意義はそこにあるという強い覚悟を持って取り組む。
    国民への二つの約束として、今年、物価上昇を上回る所得を必ず実現する。来年以降に、物価上昇を上回る賃上げを必ず定着する。
    日銀の金融政策についての発言は控える。ただ過度な為替変動についてはあらゆるオプションを排除せず適切な対応を取る、と鈴木財務相と同様な発言。これが政府の基本的な考え方。政府として高い緊張感を持って為替動向について注視。
    日銀との関係について、異次元の緩和政策について新たな段階に踏み出すこと、前向きな経済動きをさらに確実なものとするための観点から緩和的な環境が維持されること。この二つを同時に日銀が表明した。このことは適切である。
    追加利上げについて、発言は控える。デフレ脱却の正念場なので、日銀と政府は密接な関係を維持し、政府としても全力で取り組む。

    こんな感じでした。
    多少表現を変えている部分やまとめている部分があるのはご容赦ください。

  • おはようございます。早速本日のモーサテより

    ◆今朝のNY市場 3指数揃って上昇、相場を動かす大きな材料もない中で堅調に推移
    ・ダウは4日ぶり反発▲1.22%、寄り付きから好調で引けにかけてもさらに上昇。IntelやAppleなども買われた。
    ・NASDAQは3日ぶり反発▲0.51%、NVIDIAは利益確定売りが優勢で2日連続で大幅安
    ・S&P500は4日ぶり安発▲0.86% 全てのセクダーで上昇 公益2.8%、不動産2.4%、資本財1.6%
     このところ軟調であったAppleやテスラにも見直し買いが入るなど出遅れ感のあったディフェンシブ株、経済敏感株などの銘柄も上昇。またIPOが増加しておりその幹事業務の手数料収入やM&Aの増加で取引金額も回復基調であることから大手金融機関に追い風となっている。

    ◆アメリカ経済の好調の背景に移民が寄与している。実質個人消費伸び率で+0.2、実質GDPで+0.1ポイント押し上げている。また移民による雇用人口の増加も経済を押し上げる要因となっている。移民は安い賃金のため過度なインフレの抑制に働いている。
    よって経済が急激に失速せず、想定外に底堅く、インフレも落ち着き、経済のソフトランディング期待が膨らんでいるが、その要因は移民にあるとも言える。

    ◆世界の株価動向
    英↑0.01% 独(7日続伸)↑0.50% 仏0.25% 上海(反落)↓ 印(反発)↑0.73%
    ※インドの2023年10ー12月期実質GDP成長率↑8.4%、問題はインフレと若者の失業率。

    ◆財務省と金融庁と日銀による三者会合
     円安に拍車をかけたのが、タカ派で知られる日銀の田村審議委員による「ゆっくりとしかし着実に金融政策の正常化を進める」との発言により円は一時151.97円となった。午後に三者会合を開き「過度な変動は望ましくない」との考え方を確認、円安の動きを牽制した。その後の神田財務官による「あらゆる手段を排除せず適切な対応をとる」といった、口先介入では5段階の中の最も高いレベル5の内容に言及。為替介入についてもいつあってもおかしくない状況。

    ◆為替について
    ①本日のドル円予想レンジ 150.50円〜152.00円
    ②年度期初のドル円動向 
     過去7年の3月末比は平均で4月末に+1.6%、5月末に+1.5%、6月末に+3.3%となっており期初は上昇傾向にあることがわかる。これは米株上昇に伴うリスクオンの円売りと日本の生保などの機関投資家が外債投資を積み増す傾向があるからだと推察される。
     次に過去の利上げ時の円の動きについて円インデックスでは1989年(日本バブル経済)と2006年(長期景気拡大局面)は上昇、2000年(米ITバブル)は下落となり、平均ではほぼ横ばいであった。ドル円についても利上げ後は底堅く推移している。一般的に日本の政策金利の引き上げは円買い、ドル円下落になると見られがちだがそうでもない。それは過去の利上げのタイミングが株式市場が堅調でリスク選好的であったことと推察される。そのため今回の利上げについても年度期首のドル円は底堅く推移すると見ている。

    ◆日銀はどこまで金利を引き上げるか(元日銀鵜飼氏)
     市場は気温りの先行きを低くみすぎているのではないか。利上げ期待折り込みなしは80年代に類似しており危惧している。実質賃金の上昇を確認して物価安定目標の実現に確信を強めたところで10月には利上げを開始すると見ている。政策金利の行き着く先は、中立金利(2%前後)=自然利子率(0%付近)+インフレ率の趨勢(物価安定目標2%へ)と考えられる。
     しばらくは緩和的な状態を続け現在の状況に慣れさせたあと、物価安定目標を実現できると確信した時点でそれ以降はコンスタントに利上げを実施していくと見ている。少なくとも1%は超えるところまでは適切と考える。日銀も徐々にそうした姿勢に転換していくと想定される。来年から再来年には1%を超えてくると予想している。

    ◆アメリカの金融引き締めはこれからも効くのか?
     中立金利が高くなっている可能性があり、金融引き締めの効果が十分に表れていない、さらには今のマーケットは利下げを織り込んでしまっている(IMFでは昨年利下げ効果の75%は出てしまった、今年は25%しか残っていないと見ている)。この状態では3回の利下げが予想されているが、2回となる可能性も出てきた。

    とのこと。
    元日銀の鵜飼氏の内容が高度でやはり日銀の方は凄いと感じました。まだまだ勉強不足を思い知らされました。
    最後に業務連絡さま、いつも気にかけてくださりありがとうございます。

  • おはようございます。アメリカではIPOやM&A増加で金融セクターに追い風。
    また日銀の政策転換で中長期とも金融株、不動産株が日本株の主役となる(JPモルガン予想)とみられます。JPモルガンが上がって欲しいところとも言えるが、、、
    とにかく、FF利下げ(6月予想)までは日本株には追い風であるし、期末決算発表期待も相まって、ここの環境としては悪くないと思います。

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