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投稿コメント一覧 (26コメント)

  • MBOの失敗を望み続けます。
    記事でもありましたが、MBOが成立した場合、買収したベイン系にニチイ学館創業家が出資するとのことです。創業家とベイン関係者の私腹を肥やすためのMBOではないでしょうか。

    投資会社に経営権を握られた企業は、数年後に再上場や同業他社に売却されることが多く、買収した価格の2倍以上の価格で売却されています。平たく言うと、投資会社は買う価格の最低2倍以上の価値で売れる見込みがあると分かった企業に狙いを定めているということです。

    TOB1,500円ということは、既にニチイ学館が持ち合わせているポテンシャルは最低限3,000円は堅いと考えられます。

    大変な社会状況に便乗して、1,500円という過小な価格で株を集め、株式等売渡請求により強制的に長期ホルダーなどから安値買取りすることを選択した経営陣は経営に携わるべきではありません。

    法律に抵触しなければ何しても構わない、文句言われようが ''ほっておけ" という考えでしょうか。

    社外取締役がニチイ学館の成長を本気で思い考えるなら、TOB3,000円で身内であるベインに推奨したらいいのではないでしょうか。1,500円という低い価格にしたのは、経営陣と社外取締役とベインの儲けだけを考えているからだと思います。

  • ニチイ学館をMBOするなら最低でも2,291円が基準だと思います。
    その上で、市場が将来性など総合的に企業価値を判断し、上下した価格が妥当だと思います。

    19年は1,600円程度で推移していた株価が1,500円のMBOとされたことに違和感を感じない人はいないと思います。19年11月の高値1,960円を超えて2,500円程度は想定できました。買収するのであれば3,000円以上でも不思議ではないと思います。

    ニチイ学館の買収メリットは、全国ネットワークが完成しており、ノウハウや人材、情報力にあります。加えて買収する側は、瞬く間に医療介護業界シェアトップに躍り出ることができ、且つ膨大な時間を買うこともできます。十分価値があると想像できます。

    TOB価格3,000円でも時価総額2,200億円です。現在のニチイ学館は時価総額1,140億円程度で、同業ソラストは1,040億円程度なので、企業規模からも大幅に安い価格で取引が進められていることが分かります。また、過去のMBOプレミアムを比較すると、ニチイ学館の29.8%に対し、同業ソラストは2倍以上の65.6%でした。これらからも、ニチイ学館が設定されたTOB価格がいかに低いか理解でき、1,500円のMBOに疑問視しています。

  • MBOの不成立を望みます。
    ニチイ学館より「新型コロナウィルス感染拡大のため先行きが不透明で、市況の回復が見通せないので、MBOを選択した」と。
    将来への不安を多くの企業が抱えながら、みんな持ち堪えようとしています。先行きが見通せないのはニチイ学館の経営陣だけではないと思いますが。新型コロナウィルスを理由にして、MBOの正当化はするべきではないと思います。

    さらに「経営のプロが必要だった」とのことですが、これまで取締役会が機能してなかったことを表してます。取締役会の機能不全は経営陣全員の責任です。一個人に全責任があったかのような発表にも耳を疑いました。

    経営陣と社外取締役は、間違えた意思決定で業務を執行したと認識しているのなら、株価低迷と業績不振の責任を取り、今すぐに辞任すべきです。

    何食わぬ顔してみんなで再任するのに抵抗を感じた役員は一人もいなかったのでしょうか。組織の中から一人でも多く反対する声を上げてほしいですが、声を上げた人は経営陣から潰されてしまうので、無理した行動は避けてほしいとも思ってしまいます。ほんと悔しいです。

    お金儲けだけの経営陣と社外取締役とベインに好き勝手されないためにも、優秀な経営者を差し遣わすことのできる組織による買収や役員派遣をしてもらい、優れた従業員と共に生まれ変わってほしいものです。

  • ニチイ学館の株主は、経営陣と社外取締役とベインに甘く見積もられたのではないでしょうか。

    以下は、ニチイ学館と同業ソラスト(旧日本医療事務センター)のMBO比較です。
    ソラストは10年程前にMBOを実施して、現在は再上場しています。

    ソラスト当時発表前株価320円
    → プレミアム65.6%。
    → MBO 520円
    → 520円は過去売買の高値付近。
    → 過去に高値つかみした株主も一定調和が保たれた。

    ニチイ学館発表前株価1155円
    → プレミアム29.8%
    → MBO 1500円(昨年11月最高値1960円にも届かず)
    → 過去売買の高値付近として介護保険開始時5504円(この価格は実態以上の評価でしょうが)
    → 経営陣の株主軽視が社外取締役とベインに割安で買い叩く隙を与えた。

    ソラストは再上場後急成長していることから、ニチイ学館も従業員の働く環境を良くする手法としてのMBOであれば賛同できたかもしれません。
    しかし今回のMBOは、株価大幅下落後の発表や低いTOB価格をみると、株主や現場の軽視は明らかです。公正な自社評価、真摯な取り組み、適切な判断をしたとは到底言えません。成長期待で投資したものや長期ホルダーは、経営陣と社外取締役とベインによって利用されたと思うととても悔しいです。

  • この半年間のニチイのバタバタ感から、おっしゃる通りインサイダーあると思います。MBOについて親族間で賛否もあると思いますし相続対策してるでしょうね。
    投資会社エフィッシモが気になります。投資方法の違いはあれど似たもの同士、繋がりもあろうベインに物言わない株主になるか、既存株主として価値向上のため価格に問題をつけるのか。

  • 1株1500円でTOBに疑問です。
    SOMPOのメッセージとワタミ買収が600億円。ベインのニチイ学館買収が990億円。
    英会話・中国事業・家政サービスの事業失敗。
    事業失敗の取締役・社外取締役など経営陣は責任を取らないまま再任。
    無策ニチイ学館経営陣によるベインへの経営責任丸投げ。
    ニチイ学館現社外取締役の所属先ベインとMBO。
    安く買付、数年後高く売り抜けたいベイン。
    株価上昇中の昨年ではなく株価急落後のMBO発表。
    医療介護ニーズの増加が想定される2025年目前にMBO。
    物言う株主が全て良くないのではなく企業価値向上に一翼を担うと考えさせられたTOBです。

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