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ログミーファイナンスに一昨日(5/13)の決算に対する説明会の書き起こしが公開されてますね。
https://finance.logmi.jp/articles/379432

今回の開示資料では直接的に言及されてないですが、
プライム上場維持基準である流通株式時価総額100億円以上に対して、

流通株式:約446万株（総数－山口FG/電通/自己株(含BIP/ESOP信託)）×2500円＝約112億円

となっていて、上場維持計画立案時と比べると、
山口FGの資本提携と今回の自己株消却の影響でかなりギリギリですよね。

今の株価で自己株取得すると更に流通株式が減るので
仮に20億で単価2500円で自己株式80万株取得→消却すると、
株価は約2730円以上が流通株式時価総額が100億円確保に必要な状況。

昨年の市場の反応を見れば今回はまず配当をDIが選択したのは合点が行きます。

なので、今後、株価が大きく上昇する or 自己株取得・業績向上により
株価が大きく上昇するとDIが期待できる状況にならない限り、
残りの30億も配当にせざるを得ない状況かもしれませんね。

株式総数: 10,465,100株
自己株数: 1,705,932株
株式数(自己株以外): 8,759,168株
株価: 2,384円
時価総額(自己株以外): 209億円

大株主は4/17時点で以下：
電通グループ: 2,192,700株(21.0%)
山口FG: 2,100,000株(20.1%)
自己株: 1,705,932株(16.3%)
ヴァレックス: 280,900株(2.7%)
合計: 6,279,532株
残り（流通株式）: 4,185,568株
流通株式の時価はちょうど100億円となりプライム上場基準に到達

会社計画の株主還元40億の中身は、
以下の①、②+⑧、③+⑦、④+⑥、⑤のいずれか。

①40億が配当の場合、配当利回り19.16%、1株配当457円
②30億が配当の場合、配当利回り14.37%、1株配当342円
③20億が配当の場合、配当利回り9.58%、1株配当228円
④10億が配当の場合、配当利回り4.79%、1株配当114円

⑤自己株買い40億の場合、流通株式の40%、EPS 1.24倍
⑥自己株買い30億の場合、流通株式の30%、EPS 1.17倍
⑦自己株買い20億の場合、流通株式の20%、EPS 1.11倍
⑧自己株買い10億の場合、流通株式の10%、EPS 1.05倍

塙社長が自身の保有株を5/18～6/9までの間に発行済株式数の2.57%（19.96億）を売却している件について
IRに問い合わせたところ、塙社長の個人的な事情によるものとのことで、
今回の売却は保有株式のごく一部だけであり、引き続き経営にコミットしていく所存とのことでした。ご参考まで。