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投稿コメント一覧 (5コメント)

  • このファンドの交付目論見書にも書いていますが、「なお、長期債市場全体が上昇、下落を繰り返して動いた場合には、ファンドにとってはマイナス要因となり、基準価額が押し下げられることになります。」

    基準価格は、長期債市場全体の値動きの5倍程度反対を目指しているので、長期債が上昇(金利が下落)するとその5倍の価格下落を起こします。その後長期債が下落(金利が上昇)した場合は基準価格は上昇しますが、基準価格が長期債の下落の5倍も下落しているので、5倍上昇しても元の基準価格には戻りません。
    例えば、長期債が5%上昇すると基準価格は25%下落するので、100だった長期債が105になるのに比べ、100だった基準価格は75になります。ここから長期債が5%下落すると長期債は99.75ですが、基準価格は25%上昇しても93.75にしかなりません。
    これを繰り返すことで、長期国債価格よりも基準価格は下回って推移することになります。

    つまり、長期国債が下落し続ける(金利が上昇し続ける)場合は、基準価格が上昇し続け大きな利益になりますが、下落と上昇を繰り返すと、基準価格は逓減していくことになるようです。何連騰というような状況だと大きな利益を得られますが、上げ下げを繰り返すと基準価格は長期債の価格と比べて引き下がってしまうのです。
    5倍型でなく1倍型だと長期債の価格とほぼ連動するのでしょうが、5倍型であることで、価格が上下を繰り返すことによって基準価格の減価が進むようです。

    ゆえに、目論見書で「そのため、保有期間に応じ価値が低減していく可能性が高く、中長期の保有には適していませんので、十分にご留意ください。」と書かれているのでしょう。

    長期債が下落し続ける(金利の上昇が続く)ような局面が来ると思ったときに、このファンドを購入するのがいいみたいです。

  • 1ドル153円という超円安
    10年以上にわたるブル相場で史上最高値付近のNYダウ
    この2つに支えられて高値が続くオルカン
    安値で買って高値で売るのが投資の基本だが、今は高値で買っている状況

    人々がダンスを踊っている間はダンスを踊ればいいけど、
    いつ底が抜けるのか、正常性バイアスに囚われているとわからない。

    ブル相場がベア相場になったらどうなるのか、興味深いですね。

  • 中央銀行が金融緩和を長期に続けたことで、世界中にお金がジャブジャブになってる。このため、現在のアメリカや日本では株価が至上最高値圏になっているけど、近い将来、大きな調整が起こり、大幅な株価下落を体験することになるのでは、数年間くらい。
    また、日銀が金融緩和を継続していることで円安が進んでいるので、外国株投資であるオルカンの購入は、円高に大きく動いたときには為替差損も生じる。

    中期で考えると、円安、株高の状況でオルカンを大きく買うのは損失を抱えることになるように思う。一方で、日本は少子高齢化の影響や、現状維持バイアスに囚われた人が多いため、衰退途上国となっており、長期的に没落していくことは間違いないだろう。

    超長期にわたって投資を続けられる若年層にとってはオルカンは良いとは思うけど、将来が長くない高年齢層は損失を抱えて困った状況になるように感じる。

  • 長期金利が上昇した今日、この投資信託を売りました。高配当株の配当程度の利益を見込んでいます。
    日本銀行が長期国債を買い続けていること、1000兆円を超える借金をしている政府の利払費用への配慮をしていること、変動型住宅ローンの借り入れ者やゾンビ企業への配慮をしていること、などを考えると日銀が利上げに踏み切るのはかなり先のことだろうと思われます。
    円安が止まらない中で、日銀が利上げせざるを得ない状況が近づけば、再度この投資信託を購入するかもしれませんが、現状では減価の方が恐ろしいと感じたので、全額売却しました。
    いつになったら日本の債券市場が正常化されるのでしょうかね。

  • 2021年のデータをみたところ、長期国債先物価格が1円下落すると、基準価格が150円程度上昇していました。
    国債先物が1円05銭安の145円94銭になった1月24日、新発10年国債利回り(長期金利)は10.5bp上昇していました。
    過去のデータからの推測だと、金利が0.1%上昇すると基準価格は150円程度上昇するようですが、この商品の仕組みが今ひとつよく分からないので、なんとも。

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