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ウェルスナビと愉快な仲間達

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掲示板のコメントはすべて投稿者の個人的な判断を表すものであり、
当社が投資の勧誘を目的としているものではありません。

  • NY市場サマリー(28日)ドル上昇、利回り上昇 ナスダックが初の1万7000突破
    2024年5月29日午前 7:05 GMT+916分前更新

    <為替> ドルが序盤の下げから切り返し上昇に転じた。米債入札が軟調な結果となり米債利回りが4週間ぶりの高水準を付けたことを受けた。
    米財務省が実施した2年債と5年債の入札は需要が低調となった。フォレックスライブのチーフ通貨アナリスト、アダム・バトン氏は、軟調な入札結果を受けた米債利回りの上昇にドルが追随したとの見方を示した。

    <債券> 国債利回りが上昇した。この日行われた2年債と5年債の入札が低調な結果となり、米国債の需要に対する疑念が高まった。
    投資家はまた、FRBの緩和ペースと時期を巡る不確実性を示唆する経済指標を消化した。
    この日は新発2年債690億ドルと5年債700億ドルの入札が行われ、市場は大量供給に直面した。この日、財務省が供給した債券は合計2970億ドルとなった。
    今週の入札総額は6000億ドルを超える。
    データによると、2年債券入札は不調に終わり、入札後の利回りは5月第1週以来の高水準を記録した。2年債入札の最高落札利回りは4.917%で、入札締め切りの時点で予想されていた水準を上回った。
    5年債入札もほぼ同じく低調な結果となった。最高落札利回りは4.553%と予想より高かった。応札倍率は2.30倍と、前回の2.47倍を下回り、2022年9月以来の低水準となった。
    午後の取引では、指標となる10年債利回りは6.5ベーシスポイント(bp)上昇し、4.538%となった。一時4.546%まで上昇し、5月3日以来の高水準を付けていた。
    30年債利回りは7.5bp上昇し、4.652%となった。一時は4.66%まで上昇する場面があった。
    2年債利回りは1.9bp上昇の4.972%。一時、約4週間ぶりの高水準となる4.981%まで上昇した。
    5年債は5.6bp上昇の4.587%だった。入札後には5月2日以来の高水準となる4.594%に達した。
    2年債と10年債の利回り格差はマイナス43.8bpだった。
    LSEGの金利確率アプリによると、この日発表された住宅価格指数と消費者信頼感指数を受けて、フェデラルファンド(FF)金利先物市場が織り込む利下げ回数は25bpが年内に1回となった。開始は11月とみられている。

    <株式> ナスダック総合が初めて1万7000を突破した。米半導体大手エヌビディアの上昇が寄与した。一方、米債利回りが上昇する中、S&P総合500種は小幅高、ダウ工業株30種は小幅安となった。
    エヌビディアは7%上昇。他の半導体株も連れ高となった。フィラデルフィア半導体指数は1.9%高。
    S&P主要セクターでは情報技術が上げを主導する一方、ヘルスケアと工業の下げがきつかった。
    米国債市場で入札がさえず利回りが上昇する中、米株市場は午後に下げ足を速めた。

    <金先物> 対ユーロでのドル安を背景に、5営業日ぶりに反発した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前週末比22.00ドル(0.94%)高の1オンス=2356.50ドル。
    この日の外国為替市場では、ドル安・ユーロ高が優勢。ドル建てで取引される金の割安感に着目した買いが入った。

    <米原油先物> 対ユーロでのドル安や需給引き締まり観測などを背景に買われ、続伸した。 米国産標準油種WTIの中心限月7月物は前週末清算値(終値に相当)比2.11ドル(2.71%)高の1バレル=79.83ドルだった。8月物は2.12ドル高の79.35ドル。
    外国為替市場ではドルが対ユーロで下落。ドル建てで取引される商品に割安感が生じ、買いが先行した。また、6月2日に予定される石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の閣僚級会合で、現行の自主減産量が維持されるとの観測も相場の支援材料となった。
    相場は前週に2.92%下落しており、安値を狙った買いや持ち高調整の買いも入りやすかったもようだ。

  • 米国株式市場=ナスダックが初の1万7000突破、エヌビディア高い
    2024年5月29日午前 7:01 GMT+916分前更新

    [ニューヨーク 28日 ロイター] - 米国株式市場は、ナスダック総合が初めて1万7000を突破した。米半導体大手エヌビディアの上昇が寄与した。一方、米債利回りが上昇する中、S&P総合500種は小幅高、ダウ工業株30種は小幅安となった。
    エヌビディアは7%上昇。他の半導体株も連れ高となった。フィラデルフィア半導体指数は1.9%高。
    S&P主要セクターでは情報技術が上げを主導する一方、ヘルスケアと工業の下げがきつかった。
    米国債市場で入札がさえず利回りが上昇する中、米株市場は午後に下げ足を速めた。
    市場は、利回りが上昇して経済を圧迫し米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しに影響を与えることを望んでいないと語った。
    今週はFRBが物価目標として重視する個人消費支出(PCE)価格指数が発表される。
    アップルは4月の中国でのiPhone販売台数が前年同月比52%増加。これを受けて株価は一時上昇したが、終盤に上げ幅を縮小しほぼ横ばいで引けた。
    ナスダックでは値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.34対1の比率で上回った。ニューヨーク証券取引所でも1.75対1で値下がり銘柄が多かった。
    米取引所の合算出来高は119億1000万株。直近20営業日の平均は123億2000万株。

  • NY外為市場=ドル上昇、利回り上昇や消費者信頼感の改善で
    2024年5月29日午前 6:13 GMT+920分前更新

    [ニューヨーク 28日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが序盤の下げから切り返し上昇に転じた。米債入札が軟調な結果となり米債利回りが4週間ぶりの高水準を付けたことを受けた。
    米財務省が実施した2年債と5年債の入札は需要が低調となった。フォレックスライブのチーフ通貨アナリスト、アダム・バトン氏は、軟調な入札結果を受けた米債利回りの上昇にドルが追随したとの見方を示した。
    また、コンファレンス・ボード(CB)が発表した5月の米消費者信頼感指数は102.0と、予想に反し4カ月ぶりに上昇。バトン氏は、消費者信頼感指数の改善は「より堅調な成長」を示唆していると述べた。
    米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、米連邦準備理事会(FRB)は利下げする前にインフレが著しく改善するのを待つべきとの考えを示し、インフレ率がさらに低下しなければ、FRBは利上げに踏み切る可能性もあると述べた。
    市場では、31日発表の個人消費支出(PCE)価格指数に注目が集まる。
    ドル指数は0.03%高の104.59。ユーロは0.01%高の1.0859ドル。ポンドは0.05%安の1.276ドルとなった。
    29日発表のドイツ消費者物価指数(CPI)、31日発表のユーロ圏消費者物価指数(HICP)は、欧州中央銀行(ECB)による利下げ時期を見極める手掛かりとして注視される。
    ドル/円は0.18%高の157.15円。日銀が発表した4月の基調的なインフレ率を捕捉するための指標は、前年同月比の伸び率が3指標そろって2%を下回った。
    暗号資産(仮想通貨)では、ビットコインが2.48%安の6万7860.42ドル。

  • エヌビディア独り勝ち!?国内半導体株の見直し買いに期待!米物価指標や国内金利上昇が心配
    NEW 2024/5/27

    ●先週:好決算のエヌビディアが上昇独り占め!電力株などバリュー株見直し機運強まる
    ●今週:米国景気・物価指標に一喜一憂の展開?円安進行で日銀の金融引き締めに警戒!

     今週の日本株は先週、予想を上回る好決算を発表したAI(人工知能)関連の人気株・エヌビディア(NVDA)の株価続騰を受け、半導体株が再び活気づくかどうかに注目が集まりそうです。

     国内では、日本銀行が国債の買い入れ金額を減額したことも影響して24日(金)、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが1.005%まで上昇し、12年ぶりの高水準となりました。

     今週も金利の上昇が続くようだと、不動産業のように多額の借金をして事業を行っている企業の株価に悪影響が及びそうです。

     例年、5月最終週からは年金基金が保有する日本株の資産配分を調整するためのリバランス(配分調整)売りが始まることもあり、今週の日本株は上値の重い展開になることも考えられそうです。

    先週:好決算のエヌビディア上昇独り占め!電力株などバリュー株見直し機運強まる
     先週の株式市場はAI相場の主役の座を独占する米国の高速半導体メーカー・エヌビディアの決算発表をきっかけに相場が乱高下する展開でした。

     23日(木)発表の5月の米PMI(購買担当者指数)の速報値が2年ぶりの高水準まで上昇。

     同じく米国の週間新規失業保険申請件数も予想以上に低下して失業者の減少が顕著に。

     これらの指標結果を受け、米国の中央銀行に当たるFRB(連邦準備制度理事会)が9月に利下げを開始するという希望的観測が後退したことが株価下落の原因でした。

     ただ、24日(金)のS&P500種指数が前日比0.7%高と小幅反発しているため、今週はエヌビディアの好決算が再評価されてAIバブル相場が再び活気づく可能性も十分にありそうです。

     
     一方、エヌビディアの好決算で大きく買われてもいいはずの半導体関連株は、半導体切断装置のディスコ(6146)が前週比9.7%高で上場来高値を更新したものの、主力の東京エレトクロン(8035)は0.8%安。半導体運搬装置のローツェ(6323)が8.3%安に沈むなど、強弱まちまちでした。

     これらの半導体株は、エヌビディアが前回2月21日(水)に驚異的な2024年2-4月期の売上増加見通しを発表したときは軒並み大幅上昇しています。

     今回のエヌビディア決算に対する反応が鈍いのはさすがにここまで株価が上昇し過ぎたせいもあるでしょう。

     今週、半導体株に対して改めて見直し買いが入るかどうかが、日本株全体の好不調にも大きな影響を与えそうです。

    今週:米国景気・物価指標に一喜一憂の展開?円安進行で日銀の金融引き締めに警戒!
     今週、米国では28日(火)に5月の消費者信頼感指数、29日(水)に5月リッチモンド連邦準備銀行製造業指数、30日(木)に2024年1-3月期の実質GDP(国内総生産)の改定値など景気指標が相次いで発表されます。

     そして、月末31日(金)には米国の4月個人消費支出の価格指数(PCEデフレーター)も発表。

     米FRBが最重要物価指数と見なす、変動の激しいエネルギー・食品を除くコアPCEデフレーターは前年同月比2.8%の伸びと、前月3月から横ばいで高止まりする予想です。

     物価の伸びが予想を超えてしまうと、市場が期待する9月利下げ説がさらに後退して株安につながる可能性が高いでしょう。

     日本国内では、日銀が金利正常化に動くという思惑から10年国債の金利が1%を超え、12年ぶりの高水準にあることが心配です。

     金利上昇のきっかけは5月13日(月)に日銀が量的金融緩和策の一貫として行ってきた国債の買い入れオペレーションの金額を突如、減額したことでした。

     具体的には満期まで5年超10年以下の長期国債の買い入れ額を500億円減額しました。

     日銀の国債買い入れ減額は為替市場で進む円安をけん制するための措置という見方もあります。

     しかし、ニューヨーク外国為替市場では24日(金)、一時1ドル157円台に到達するなど(終値は1ドル156円90銭台)、再び円安が進行しています。

     これを受けて24日(金)、日本政府の為替政策の実務を取り仕切る財務省の神田真人財務官は、イタリアで開催されたG7(主要7カ国)財務省・中央銀行総裁会議後の取材で「いつ何時でも必要な措置を取る用意がある」と発言。

     今週は再び為替介入に対する警戒が必要になりそうです。
     31日(金)には財務省が発表する外国為替平衡操作の実施状況で、4月29日(月)、5月2日(木)に行われたと

  • NY市場サマリー(24日)ナスダック最高値、ドル下落 利回りまちまち
    2024年5月25日午前 6:34 GMT+91時間前更新

    <為替> ドルが大半の主要通貨に対して下落した。最近のドル高を受けた利食い売りに押された格好。ただ、堅調な米経済指標を背景に利下げ観測が後退していることから、今後一段高となる可能性を示唆している。
    米商務省が発表した4月の耐久財受注は前月比0.7%増と市場予想の0.8%減に反して増加し、第2・四半期序盤に企業の設備投資が回復したことを示唆した。
    ドル指数は0.3%安の104.72。ただ、週間ベースでは0.2%高となった。
    ユーロは0.3%高の1.08495ドル。
    米経済指標が予想を上回ったことで、トレーダーは米連邦準備理事会(FRB)による最初の利下げ時期が9月になる見通しを示しており、他の中央銀行による利下げ期待も後退している。
    ドル/円は156.95円。今週は約1%上昇した。

    <債券> 米債利回りがまちまちとなった。米経済指標で景気減速には程遠いことが示され、利下げ観測が後退し、短期債利回りが小幅に上昇した。ただ、来週27日のメモリアルデーを含む三連休を控え商いは限定的だった。
    2年債利回りは1.5ベーシスポイント(bp)上昇の4.948%。取引時間中には4.959%と前日に付けた3週間ぶりの高水準に並んだ。週間の上昇幅は12.3bpと4月上旬以降で最大の上げとなる見込み。
    指標10年債利回りは一時4.502%と1週間超ぶりの高水準を付けたが、終盤では小幅低下の4.466%。週間では4.7bp上昇した。
    30年債利回りは小幅低下の4.572%。
    2・10年債の利回り格差はマイナス48.3bp。一時マイナス48.9bpと3月12日以降で最大のマイナス幅となった。

    <株式> 反発し、ナスダック総合は終値ベースで最高値を更新した。経済指標で消費者のインフレ見通しの改善が示されたことが追い風となった。
    ただ来週27日がメモリアルデー(戦没者追悼記念日)の祝日にあたり、3連休を控え商いは低調だった。
    週足ではダウ工業株30種が2.34%安、S&P総合500種が0.03%高、ナスダックが1.41%高。
    この日の取引では、S&Pの11業種の中で通信サービスが1.29%と、最も大きく上昇。ハイテクと公益はそれぞれ1%上昇した。
    金利に敏感な小型株も反発し、ラッセル2000指数は1.04%高。前日は1.6%下落していた。
    ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.91対1の比率で上回った。ナスダックでは1.85対1で値上がり銘柄が多かった。

    <金先物> 早期利下げ観測が後退する中、4日続落した。中心限月6月物の清算値(終値に 相当)は前日比2.70ドル(0.12%)安の1オンス=2334.50ドル。週間で は3.4%安だった。

    <米原油先物> 前日に約3カ月ぶりの安値に下落した後を受けて、安値拾いや調整的な買い戻しが入り、反発した。米国産標準油種WTIの中心限月7月物は前日清算値(終値に相当)比0.85ドル(1.11%)高の1バレル=77.72ドル。週間では中心限月ベースで2.34ドル(2.92%)下落した。8月物は0.77ドル高の77.23ドル。

  • 米国株式市場=反発、ナスダック最高値 経済指標が追い風
    2024年5月25日午前 6:25 GMT+92時間前更新

    [ニューヨーク 24日 ロイター] - 米国株式市場は反発し、ナスダック総合は終値ベースで最高値を更新した。経済指標で消費者のインフレ見通しの改善が示されたことが追い風となった。
    この日発表の経済指標では、4月の耐久財受注が前月比0.7%増と、市場予想の0.8%減に反して増加。ミシガン大学発表の5月の消費者信頼感指数(確報値)は69.1と速報値の67.4から上方改定された。
    ただ来週27日がメモリアルデー(戦没者追悼記念日)の祝日にあたり、3連休を控え商いは低調だった。
    週足ではダウ工業株30種が2.34%安、S&P総合500種が0.03%高、ナスダックが1.41%高。
    この日の取引では、S&Pの11業種の中で通信サービスが1.29%と、最も大きく上昇。ハイテクと公益はそれぞれ1%上昇した。
    金利に敏感な小型株も反発し、ラッセル2000指数は1.04%高。前日は1.6%下落していた。
    個別銘柄では、クラウドベースの人事(HR)・会計ソフトを手掛けるワークデイが15.33%安。年間サブスクリプションの収益見通しを下方修正したことが嫌気された。
    ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.91対1の比率で上回った。ナスダックでは1.85対1で値上がり銘柄が多かった。
    米取引所の合算出来高は103億6000万株。直近20営業日の平均は122億2000万株。

  • NY外為市場=ドル下落、利益確定で 経済指標堅調で今後一段高も
    2024年5月25日午前 6:23 GMT+91時間前更新

    [ニューヨーク 24日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが大半の主要通貨に対して下落した。最近のドル高を受けた利食い売りに押された格好。ただ、堅調な米経済指標を背景に利下げ観測が後退していることから、今後一段高となる可能性を示唆している。
    米商務省が発表した4月の耐久財受注は前月比0.7%増と市場予想の0.8%減に反して増加し、第2・四半期序盤に企業の設備投資が回復したことを示唆した。
    ドル指数は0.3%安の104.72。ただ、週間ベースでは0.2%高となった。
    ユーロは0.3%高の1.08495ドル。
    米経済指標が予想を上回ったことで、トレーダーは米連邦準備理事会(FRB)による最初の利下げ時期が9月になる見通しを示しており、他の中央銀行による利下げ期待も後退している。
    ドル/円は156.95円。今週は約1%上昇した。
    ポンドは0.3%高の1.27365ドルとなった。
    中国人民元は1ドル=7.2627元近辺で推移した。
    ニュージーランドドルは0.4%高の0.61225米ドル。
    暗号資産(仮想通貨)では、イーサが横ばいの3735.90ドルとなった。

  • NY市場サマリー(23日)ドル・利回り上昇、株はインフレ懸念で下落
    2024年5月24日午前 6:51 GMT+917分前更新

    <為替> ドルが対ユーロで上昇した。米S&Pグローバルが発表した5月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が54.4と2022年4月以来2年超ぶりの高水準となったことを受けた。
    ユーロは0.2%安の1.080525ドル。
    ポンド/ドルは0.2%安の1.2689ドルとなった。
    ドル/円は0.1%高の156.91円。
    ニュージーランドドルは0.1%安の0.60925米ドル。第1・四半期の小売売上高は、市場の小幅減少予想に反して前期比0.5%増加した。

    <債券> 国債利回りが上昇した。経済指標で労働市場と企業活動の持続的な強さが示されたことで、米連邦準備理事会(FRB)は当面は利下げを急がないとの見方が強まった。
    この日発表の経済指標では、5月18日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)が前週比8000件減の21万5000件。前週に引き続き減少し、労働市場の底堅さが改めて示唆された。
    また、S&Pグローバル発表の5月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は54.4と、2022年4月以来2年超ぶりの高水準。サービス業PMIと製造業PMIが共に上昇した。
    終盤の取引で10年債利回りは4.1ベーシスポイント(bp)上昇の4.474%。一時は4.498%と、約1週間ぶりの高水準を付けた。
    30年債利回りは3.1bp上昇の4.580%。
    2年債利回りは5.5bp上昇の4.933%。一時は4.959%と、約3週間ぶりの高水準を付けた。

    <株式> 下落して取引を終えた。米半導体大手エヌビディアが好業績見通しを背景に急騰したものの、米経済指標でインフレが依然として懸念され、米連邦準備理事会(FRB)による利下げが先延ばしされるとの見方が強まった。
    エヌビディアは9.32%高となり、初めて1000ドルを上回って取引を終えた。同社株の堅調は、序盤にナスダックとS&P500指数をこの日の最高値に押し上げる一因となった。
    一方、この日発表された経済指標では、企業活動が加速し、労働市場の底堅さが示されたものの、物価上昇圧力が高まったことも示され、株価は軟調となった。

    <金先物> 堅調な米経済指標を受けた対ユーロでのドル高に押され、3日続落した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比55.70ドル(2.33%)安の1オンス=2337.20ドル。

    <米原油先物> 早期の米利下げ観測が後退する中、対ユーロでのドル高を背景に売られ、続落した。 米国産標準油種WTIの中心限月7月物は前日清算値(終値に相当)比0.70ドル(0.90%)安の1バレル=76.87ドルと、清算値ベースでは2月下旬以来約3カ月ぶりの安値となった。8月物は0.69ドル安の76.46ドル。

  • 米国株式市場=下落、インフレ懸念が重し エヌビディアは急騰
    2024年5月24日午前 6:48 GMT+917分前更新

    [ニューヨーク 23日 ロイター] - 米国株式市場は下落して取引を終えた。米半導体大手エヌビディアが好業績見通しを背景に急騰したものの、米経済指標でインフレが依然として懸念され、米連邦準備理事会(FRB)による利下げが先延ばしされるとの見方が強まった。
    エヌビディアは9.32%高となり、初めて1000ドルを上回って取引を終えた。同社株の堅調は、序盤にナスダックとS&P500指数をこの日の最高値に押し上げる一因となった。
    一方、この日発表された経済指標では、企業活動が加速し、労働市場の底堅さが示されたものの、物価上昇圧力が高まったことも示され、株価は軟調となった。
    デュポンは0.48%高。公開会社3社に分割する計画を発表した。
    ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を5.13対1の比率で上回った。ナスダックでは3.59対1で値下がり銘柄が多かった。
    米取引所の合算出来高は137億株。直近20営業日の平均は121億9000万株。

  • NY外為市場=ドル上昇、米指標が経済の堅調さ示唆
    2024年5月24日午前 6:00 GMT+91時間前更新

    [ニューヨーク 23日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで上昇した。米S&Pグローバルが発表した5月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が54.4と2022年4月以来2年超ぶりの高水準となったことを受けた。
    バノックバーン・グローバル・フォレックスの主任市場ストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は「通貨の動きは、市場が依然として米国の堅調な経済データに反応していることを示している」とし、「ドルにはまだ上昇余地があると思う」と述べた。
    米労働省が発表した5月18日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週に続き減少し、労働市場の底堅さが改めて示された。
    ユーロは0.2%安の1.080525ドル。
    ポンド/ドルは0.2%安の1.2689ドルとなった。
    ドル/円は0.1%高の156.91円。
    ニュージーランドドルは0.1%安の0.60925米ドル。第1・四半期の小売売上高は、市場の小幅減少予想に反して前期比0.5%増加した。
    暗号資産(仮想通貨)では、イーサが1%高の3776ドルとなった。

  • NY市場サマリー(22日)ドル・利回り上昇、株は下落
    2024年5月23日午前 6:54 GMT+913分前更新

    <為替> ドルが対ユーロで上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が公表した4月30日─5月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、政策当局者らが直近のインフレ率に失望感を示していたことを受けた。
    議事要旨は「FOMC参加者は、インフレ率が中期的に2%に回帰すると引き続き予想している」としながらも、「ディスインフレには以前考えられていたよりも時間がかかりそうだ」とした。
    ユーロは0.3%安の1.08205ドルとなった。
    一方、ポンドは0.1%高の1.2717ドル。英国のスナク首相は7月4日に総選挙を実施すると発表した。 もっと見る
    ドル/円は0.3%高の156.62円となった。

    <債券> 国債利回りが上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が公表した4月30日─5月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の内容が、パウエル議長の会合後会見よりタカ派だったと受け止められた。
    ソシエテ・ジェネラルで米国金利戦略を担当するスバドラ・ラジャッパ氏は「議事要旨は、会合後の記者会見でのパウエル議長の発言よりも少しタカ派的だ」と指摘。「当局者らは明らかにインフレを懸念しているようで、必要であれば利上げにも前向きだ。これは、引き締め政策が長期化することを意味する」と述べた。
    指標となる10年債利回りは2bp上昇の4.434%。2年債利回りは5bp上昇し4.8796%となった。
    2年債と10年債の利回り格差はマイナス45bpと、約3bp拡大した。

    <株式> 下落して取引を終えた。引け後に米半導体大手エヌビディアの四半期決算発表を控える中、投資家は4月30日─5月1日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を消化した。
    取引時間の大半で方向感に欠ける展開となったが、議事要旨を受けて軟調となった。議事要旨では、米当局者が物価圧力の緩和を依然確信しているものの、インフレ統計を巡る失望感から緩和ペースは緩やかになると見込んでいることが示された。

    <金先物> この日発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控えて、利益確定の売りが優勢となり、続落した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比33.00ドル(1.36%)安の1オンス=2392.00ドル。

    <米原油先物> 米金融引き締め政策の長期化観測を嫌気した売りが優勢となり、下落した。この日から中心限月に繰り上がった米国産標準油種WTI7月物の清算値(終値に相当)は、前日比1.09ドル(1.39%)安の1バレル=77.57ドル。8月物は1.13ドル安 の77.15ドルだった。

  • エヌビディア、5─7月売上高見通しが予想超え 株式分割も発表
    2024年5月23日午前 6:34 GMT+933分前更新

    [22日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアは22日、市場予想を上回る第2・四半期(5─7月)の売上高見通しと、1株を10株に分割する計画を発表した。
    第2・四半期の売上高見通しは280億ドルプラスマイナス2%。LSEGがまとめたアナリスト予想は266億6000万ドルだった。
    株価は引け後の時間外取引で2.7%上昇。同社の株価は年初来で90%以上上昇している。
    第1・四半期(2─4月)の売上高は前年比262%増の260億4000万ドルと、市場予想の246億5000万ドルを上回った。純利益は628%増の148億8000万ドル。
    稼ぎ頭のデータセンター部門の売上高は427%増の226億ドルで、ファクトセットがまとめた予想の213億2000万ドルを上回った。
    第2・四半期の調整後粗利益率見通しは75.5%プラスマイナス0.5%。市場予想は75.8%だった。
    第1・四半期の調整後粗利益率は78.9%、予想は77%だった。諸項目を除いた1株利益は6.12ドルと、予想の5.59ドルを上回った。

  • 米国株式市場=下落、FOMC議事要旨消化 エヌビディア時間外で上昇
    2024年5月23日午前 7:02 GMT+93分前更新

    [ニューヨーク 22日 ロイター] - 米国株式市場は下落して取引を終えた。引け後に米半導体大手エヌビディアの四半期決算発表を控える中、投資家は4月30日─5月1日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を消化した。
    エヌビディアは引け後の決算発表で市場予想を上回る売上高見通しを示したことを受け、株価は時間外取引で約6%上昇した。
    取引時間の大半で方向感に欠ける展開となったが、議事要旨を受けて軟調となった。議事要旨では、米当局者が物価圧力の緩和を依然確信しているものの、インフレ統計を巡る失望感から緩和ペースは緩やかになると見込んでいることが示された。
    前回のFOMCは根強いインフレを示すデータが3カ月連続で発表された直後に開催されたが、その後、4月の米消費者物価指数(CPI)などインフレ鈍化を示す指標が発表された。
    エヌビディアは下落して終了した。年初からは約90%、2023年は約240%、上昇している。
    個別銘柄では、半導体メーカーのアナログ・デバイセズが10.86%高。業績見通しを好感した。
    ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.75対1の比率で上回った。ナスダックでは1.5対1で値下がり銘柄が多かった。
    米取引所の合算出来高は約128億6000万株。直近20営業日の平均は約120億1000万株。

  • NY外為市場=ドル上昇、FOMC議事要旨を材料視
    2024年5月23日午前 6:05 GMT+91時間前更新

    [ニューヨーク 22日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が公表した4月30日─5月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、政策当局者らが直近のインフレ率に失望感を示していたことを受けた。
    議事要旨は「FOMC参加者は、インフレ率が中期的に2%に回帰すると引き続き予想している」としながらも、「ディスインフレには以前考えられていたよりも時間がかかりそうだ」とした。
    ユーロは0.3%安の1.08205ドルとなった。
    一方、ポンドは0.1%高の1.2717ドル。英国のスナク首相は7月4日に総選挙を実施すると発表した。
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    4月の英消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比2.3%と、3月の3.2%から鈍化したが、予想は上回った。コア指数もそれほど下がらず、イングランド銀行(英中央銀行)の来月の利下げ観測が大きく後退した。
    一方、ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は政策金利のオフィシャル・キャッシュ・レート(OCR)を5.5%に7会合連続で据え置いたが、インフレ圧力がなお続いているとして、金利のピーク予想を引き上げ、利下げ開始時期を2025年第3・四半期に延期した。
    ニュージーランドドルは0.6086米ドルと横ばい。一時、3月14日以来の高値となる0.6152米ドルまで急騰した。
    ドル/円は0.3%高の156.62円となった。
    暗号資産(仮想通貨)では、イーサが0.3%安の3735ドル。ビットコインはほぼ横ばいの6万9605ドルとなった。

  • >>1123

    (続き)
    以下は、ウォール街の各社がエヌビディアの決算報告に期待する内容だ。

    ウェルズ・ファーゴ:「H100 GPUリードタイムの改善+H200の増加=データセンター分野の売上アップ」
    ウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo)は先週のノートで、エヌビディアの目標株価を1150ドルに引き上げ、「H100 GPUのリードタイムの改善+H200の増加=データセンター分野の売上アップ」と書いている。
    ウェルズ・ファーゴのアナリスト、アーロン・レイカーズ(Aaron Rakers)は、「我々は、2025年第1四半期に向けた準備を楽観視しており、四半期のデータポイントがデータセンター部門の売上高を230億ドルから240億ドル以上に押し上げると見ている」と述べた。
    レイカーズは、スーパーマイクロコンピュータ(Super Micro Computer)と台湾セミコンダクター(Taiwan Semiconductor)からの最近の需要データに加えて、メガキャップのハイテク企業によるクラウド設備投資計画に関する最近のコメントも、エヌビディアにとって良い材料になると述べた。
    ウェルズ・ファーゴはエヌビディアを「オーバーウエート」と評価し、目標株価は1150ドルとした。

    バンク・オブ・アメリカ:業績上振れを期待する一方、株価のボラティリティに警戒
    バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)のアナリスト、ビベック・アリヤ(Vivek Arya)は、エヌビディアは依然として「トップ・ピック」だと考えており、業績予想を上回ると予想する一方で、決算発表後に株価のボラティリティを高める可能性があるのは4つの要因だと述べた。
    1つ目は、エヌビディアのBlackwellチップの発売を控え、四半期収益が減速する可能性だ。このため、7月期には新チップ発売まで顧客の購入が一時停止されるため、エヌビディアの前四半期比売上高成長率が10%を下回る可能性がある。
    アリヤ氏は、他の3つの要因について次のように述べている。(2)下期の大中華圏への依存:中国向けの「H20」の出荷開始はBlackwell発売前の下期の成長を助けるが、同時に中国の規制リスクを高める、(3)「40% inference mix」指標の更新が限定的である(これが前回の報告で株価を支えたことを思い出してほしい) 、(4)今後のComputexはおそらく前期のNvidia GTCの予想よりもニュース価値が低い。
    アリヤ氏は、エヌビディアの売上総利益率は、過去6四半期で77%まで一貫して拡大したのに対し、70%台半ばと、より「正常化」した売上総利益率を報告する可能性があると付け加えた。
    バンク・オブ・アメリカは、Nvidiaを「買い」、目標株価を1100ドルとした。

    ドイツ銀行:AIのリーダーシップは続く
    ドイツ銀行(Deutsche Bank)は、エヌビディアが「AIコンピュートに対する依然として健全な需要を背景に、数十億ドル規模の健全な業績回復/上昇」を達成することが十分に期待できると述べた。
    「Blackwell発売に先立ち、一部では受注を縮小する可能性もあるが、総需要動向は依然として健全であると予想している」とドイツ銀行は述べた。
    エヌビディアCEOが語った3つのこと…チップとソフトウェア事業の未来について
    「全体として、我々はエヌビディアのクラス最高の技術ロードマップに感銘を受けており、同社の顧客によるAI熱は持続する可能性が高いと信じている(メタやマイクロソフトの依然として強力な設備投資のコメントを参照のこと)」
    しかし、その強さの多くはすでに株価に織り込まれており、エヌビディアの株価は「十分に評価されている」と同行は見ている。
    ドイツ銀行はエヌビディアを「ホールド」、目標株価850ドルとした。

    ブルームバーグ・インテリジェンス:エヌビディアは市場攻略のレバーが増えた
    ブルームバーグ・インテリジェンス(Bloomberg Intelligence)のアナリスト、オスカー・エルナンデス・テハダ(Oscar Hernandez Tejada)は最近のメモで、エヌビディアが22日に「堅実なビートとレイズ」を報告すると予想し、「エヌビディアのAI需要列車はフルスピードで走っている」と述べた。
    「第1四半期の間、我々は複数の需要シグナル、すなわちクラウドの資本支出見通しの上昇、TSMCによるAIのアップサイド、政府系企業によるAI投資の加速を見た」とテハダは述べた。
    「H100のリードタイムが短縮され、H200とGB200の製品が混在するようになった(平均販売価格が上昇した)ことで、エヌビディアは市場を攻める手段を増やしている」
    (終)

  • エヌビディアの第1四半期決算、ウォール街の予想と注目ポイントは?
    May. 22, 2024, 10:45 AM

    エヌビディアは5月22日の取引終了後に第1四半期の決算を発表する。
    ウォール街は、次世代チップ「Blackwell」のリリースを前に、エヌビディアの既存AIチップの販売増を期待している。
    チップメーカーの四半期決算報告を前に、ウォール街の注目ポイントを紹介しよう。
    エヌビディア(Nvidia)はアメリカ東部時間5月22日午後4時20分(日本時間23日午前5時20分)ごろに第1四半期決算を発表する。その際に同社は証明すべきことがたくさんある。
    なぜなら、同社の株価は年初来で91%、過去1年で約200%、2022年11月にChatGPTが発表されて以来500%近くも上昇しているからだ。

    エヌビディアの第1四半期決算の市場の予想は以下の通りだ。
    売上高:246億9000万ドル(約3兆8270億円、1ドル=155円換算)
    一株当たり利益(EPS):5ドル34セント
    EBITDA(利払い・税引き・償却前利益): 167.4億ドル(約2兆6000億円)
    エヌビディアの次世代AIチップセット「Blackwell」が今年後半にリリースされる予定であることから、アナリストは現世代のH100チップの販売減速が目前に迫っているかどうかを見極めようとしている。また、投資家にとっては、ガイダンスの更新と、AIチップの需給ダイナミズムに関する見解が最大の関心事となるだろう。
    (続く)

  • >>1121

    (続き)
    エヌビディアだけじゃない、注視すべきもうひとつのこと
    市場参加者の関心はエヌビディア(NVDA)の決算に集中している。
    しかし、今週はもうひとつのことにも注視する必要がある。それが、米連邦準備制度理事会(FRB)の高官の言動である。
    4月の米雇用統計は市場予想を下回った。同月の消費者物価指数(CPI)はインフレが抑制の傾向にあることを示唆した。それでも先週、ウィリアムズ・NY連銀総裁やバーキン・リッチモンド連銀総裁ら数人のFRB高官は、物価目標の2%に向かってインフレが低下すると確信を得るためには、まだ時間が必要と指摘した。
    また、昨日、アトランタ連銀開催の会議に出席したバーFRB副議長は、第1四半期のインフレ指標について期待外れと評価し、金融引き締め政策が効果を発揮し続けるにはもう少し時間が必要との見解を示した。
    米抵当銀行協会の会議に出席したジェファーソンFRB副議長からも、インフレ率が持続的に物価目標の2%向かう軌道に戻ったのかを判断するのは時期尚早と述べた。

    FRB高官らの言動は、「インフレが低下しない」リスク対するパウエルFRBの警戒レベルの高さを示唆している。
    21日以降もリッチモンド地区連銀のバーキン総裁、ニューヨーク地区連銀のウィリアムズ総裁、シカゴ地区連銀のグールズビー総裁など、多くのFRB高官らが講演等に出席する。彼らの言動が総じて“タカ派”寄りと米債市場で捉えられる場合は、9月利下げの期待が再び後退しよう。

    エヌビディアの決算が短期的な材料である一方、パウエルFRBの姿勢は中長期的に米国株のトレンドを左右する要因となる。ゆえに、彼らの言動に対する米金利の反応もエヌビディアの決算内容と同じく、ナスダック100(NDX)のトレンドに大きな影響を与えるだろう。

    理想的なシナリオとナスダック100の新たなレジスタンス
    理想的なのはエヌビディアの好決算と金利上昇の抑制
    エヌビディア(NVDA)の決算、特に今後の利益見通しが投資家の期待を上回る場合、同社の株価は上昇で反応しよう。他のマグニフィセントセブンの銘柄もエヌビディアの上昇に追随することが予想される。

    リスク要因は、FRB高官の“タカ派”発言が米金利の上昇圧力を高めることである。しかし、パウエルFRBの慎重姿勢は今に始まったことではない。年内の利下げを模索している状況も考えるならば、米金利の上昇が抑制される可能性があろう。
    エヌビディアの好決算と米金利の上昇が抑制される展開は、ナスダック100(NDX)にとって理想的である。ゆえに強気派にとっても理想的なシナリオ(さらなる株高)が期待できる。

    次のレジスタンスポイントは?
    今週の重要イベントがナスダック100(NDX)の上昇要因となる場合は、節目の19,000ポイントのトライがレジスタンスの焦点として浮上しよう。
    ナスダック100が19,000レベルの攻防となる場合、チャート分析の観点では「19,200レベル」のトライ&ブレイクに注目したい。この水準は、直近高安から算出されるN計算値の水準となる。
    19,200レベルの突破は、さらなる上値トライのシグナルとなろう。

    リスク回避のシナリオも想定しておきたい
    23年以降の米株高は、「AIブーム」がけん引役となっている。エヌビディア(NVDA)はそのブームの先導役であるだけに、22日の決算が投資家の期待をはるかに下回る場合は、半導体セクター全体を中期的に押し下げるインパクトがあろう。
    さえないエヌビディアの決算に加えて、FRB高官の言動で米金利の上昇幅が拡大する場合、ナスダック100(NDX)はリスク回避のシナリオを想定しておく必要がある。
    (終)

  • 【米国株】エヌビディアの決算、FRB高官の発言、ナスダック100の新たなレジスタンスは
    作成日: Tuesday 21 May 2024 13:48

    ナスダック100は最高値を更新
    米国の主要な株価指数は4月の下落局面を脱し、最高値圏の攻防にある。
    ナスダック100(NDX)は短期レジスタンスラインを突破し、20日の市場で一時18,700ポイント台へ到達した。そして終値ベース(18,674.19ポイント)で最高値を更新した。米金利が反発の基調にあるなかでの最高値更新は、ナスダック100の強気相場に勢いがあることを示唆している。

    強気相場の勢いが増すなか、米国の半導体大手のエヌビディア(NVDA)が22日に1Qの決算を発表する。投資家の期待を上回る内容となれば、ナスダック100はさらに上値をトライする展開となろう。

    エヌビディアの決算に神経を尖らせる市場
    米国の半導体大手のエヌビディア(NVDA)が22日(日本時間23日早朝)に1Qの決算を発表する。
    AI需要の拡大に伴いデータセンター事業が堅調に推移すると予想されている。また、既存の画像処理半導体(GPU)「H100」の堅調な需要、そして演算処理の性能を高めた新GPU「H200」の需要拡大も予想されている。
    今回の焦点は今後の見通しとなろう。投資家の期待を超える持続的な利益成長が示される場合、エヌビディアの株価は節目の1,000ドルに向かって上昇しよう。
    エヌビディア株の上昇は、他の半導体銘柄やマグニフィセントセブンの株高をけん引しよう。
    (続く)

  • NY市場サマリー(21日)株式・ドル小幅高、利回り低下
    2024年5月22日午前 7:00 GMT+93分前更新

    <為替> ドルが対ユーロで小幅上昇した。米連邦準備理事会(FRB)の政策担当者らは、インフレ率が目標の2%に戻る軌道に乗っていると確信するにはしばらく時間がかかるとの見解を示している。
    ドルは他の主要通貨に対してほぼ横ばいで推移した。
    FRBのウォラー理事は21日、金融政策の緩和姿勢を支持するには、望ましいインフレデータをあと数カ月、確認する必要があるとした一方、最新のインフレ指標は「安心できる」ものであり、追加利上げは「おそらく不要」と述べた。
    米アトランタ地区連銀のボスティック総裁も同日、利下げが企業や家計の支出を刺激し、インフレが次々に変動するような状況に陥ることがないようFRBは利下げ開始に慎重になる必要があると語った。 もっと見る
    ユーロは0.05%安の1.0852ドルとなった。
    ドル/円は0.04%安の156.20円。

    <債券> 国債利回りが低下した。22日に公表される4月30日━5月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が、利下げ開始時期に関する新たな手掛かりを示すか注目されている。
    米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は21日、最新のインフレ指標は「安心できる」ものであり、FRBの政策金利は適切に設定されているとし、追加利上げは「おそらく不要」と述べた。
    アトランタ地区連銀のボスティック総裁も、利下げが企業や家計の支出を刺激し、インフレが次々に変動するような状況に陥ることがないよう連邦準備理事会(FRB)は利下げ開始に慎重になる必要があると述べた。
    終盤の取引で、10年債利回りは2ベーシスポイント(bp)低下し4.416%。
    2年債利回りは0.5bp低下の4.833%。

    <株式> 小幅高で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始時期の手掛かりとして当局者の発言が注目された。また市場の重要なカタリストとなり得る22日発表のエヌビディア決算に関心が高まっている。
    22日にはFRBの前回米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨も公表される。
    IBMは2.09%高。オープンソースソフトとして人工知能(AI)モデルをリリースする計画などを好感した。

    <金先物> 利益確定目的の売りに押され、3営業日ぶりに反落した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比12.60ドル(0.52%)安の1オンス=2425.90ド ル。

    <米原油先物> エネルギー需要の先行き懸念がくすぶる中を、続落した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比0.54ドル(0.68%)安の1バレル=79.26ドルだった。7月物は0.64ドル安の78.66ドル。

  • 米国株式市場=小幅高、エヌビディア決算前に様子見も
    2024年5月22日午前 6:35 GMT+924分前更新

    [ニューヨーク 21日 ロイター] - 米国株式市場は小幅高で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始時期の手掛かりとして当局者の発言が注目された。また市場の重要なカタリストとなり得る22日発表のエヌビディア決算に関心が高まっている。
    22日にはFRBの前回米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨も公表される。
    CMEフェドウオッチによると、FRBが9月に25ベーシスポイント(bp)の利下げをする確率は64.8%。
    IBMは2.09%高。オープンソースソフトとして人工知能(AI)モデルをリリースする計画などを好感した。
    ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.07対1の比率で上回った。ナスダックでは1.35対1で値下がり銘柄が多かった。
    米取引所の合算出来高は約113億9000万株。直近20営業日の平均は約118億7000万株。

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